板野友美、新曲初披露 自身初の作曲 ドラマOPテーマに ツアー開催も発表
板野友美
板野友美が1日、東京・マイナビBLITZ赤坂で、ワンマンライブ『板野友美 LIVE 2019』を開催。ダンスナンバーを中心に全19曲を熱唱した。また、この日は、今秋に東名阪ツアーを開催することを発表。あわせて、自身が初めて作曲した新曲「君に贈るうた」を初披露した。
昨年のバンド編成ライブから打って変わって、今回はダンスパフォーマンスが主体。4人のダンサーを引き連れ連れ、エレクトロサウンドを効かせたダンスミュージックとして曲の世界観を広げた。ダンスを得意とする板野の魅力がブラシュアップされていた。
この日の幕開けを飾ったのは「Come on!」。高揚感を煽るダンスビートに場内はのっけから大興奮。その後も怒涛のダンスナンバーが続いた。
「ようこそ! 1年ぶりのライブです。皆さん元気にしていましたか? 久しぶりにダンスナンバーをたくさん詰め込んだセットリストになっています。一緒に踊って歌って発散して帰ってほしいと思います」
そう呼びかけると、「OMG」「Girls Do」「Dear J」「Gimme Gimme Luv」と息を尽かせないほど、アグレッシブに届けていく。まさに場内はダンスフロアと化していた。
ドレスに衣装チェンジしてからは、最新シングル収録の「君。」や「One Last Kiss」とバラードナンバーをしっとりと歌い届ける。更にショートパンツ姿に早着替えして再登場すると、ポップなナンバー「#いいね!」をキュートに届けた。
振付もオリジナルから一部を変え、ダンサー4人とのシンクロダンスや流れのあるフォーメンションなど多彩に見せていく。ステッキを使った振りや、間奏中はメイクし、使用したリップスティックを客席にプレゼントする演出も。更に、2階ステージを使った物語性のある振りも取り入れ、以前よりもキレが増したダンスだけでなく一味違った演出で曲の世界観を表現していた。
その後、「ドキドキ感を味わってほしくて」と最新シングルから初恋の気持ちを描いた「すき。ということ」を披露。ラストは「Crush」で締めた。
アンコールでは、観客2人をステージにあげて、2人だけのために「すき。ということ」を届けた。
中森明菜「少女A」のカバーを挟み、重大発表として、今秋に東名阪ツアーを開催することを発表。10月19日・大阪ビジネスパーク円形ホール、10月26日・横浜ランドマークホール、11月3日・中電ホールをまわる。「地元の神奈川でもやるので楽しみ」と笑顔。
更に、自身が初めて作曲した新曲「君に贈るうた」が、7月15日スタートの、足立梨花&白洲迅W主演ドラマ『僕はまだ君を愛さないことができる』(FOD・フジテレビ系地上波)のオープニングテーマに決定したことを発表。「女性の背中を押せる元気な曲です」とし、その新曲を初披露した。
アンコール最後は明日への希望を紡ぐように「For you,For me」を歌い、締めくくった。
※詳細レポートは後日。