郷ひろみが5月16日に、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でニューシングル『JAN JAN JAPANESE』発売記念ミニライブ&握手会イベントを開催した。

郷ひろみ

 この日は、5月15日にリリースされた、通算104枚目となるニューシングルの発売を記念した、「JAN JAN JAPANESE ジャンジャン見に来てね!」スペシャルイベント。1972年8月31日に池袋パルコの屋上でデビュー発表会&握手会イベントを行った“元祖アイドル”の郷ひろみだが、“アイドルイベントの聖地”であるサンシャインシティ噴水広場でのイベントはデビュー47年目にして初めてということもあり、会場には朝早くから多くのファンが詰めかけ、噴水広場を囲むB1階から2階までのロビーも超満員となる観客であふれかえっていた。

 イベントは、1984年2月にリリースされた通算50枚目のシングルで、代表曲の1つである『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』で華やかにスタートすると、割れんばかりの歓声が上がり、「ジャパーン!」の合唱も沸き起こるほどの盛り上がりとなった。

 MCでは大勢の観客に向かって笑顔で手を振りながら、「素晴らしい盛り上がりですね!」と喜びを語り、47年ぶりに池袋に帰ってきたことについて、「エースナンバーの18が入ったグリーンのランニングシャツを着ていたことを覚えてますね。」と懐かしそうに振り返った。

 新曲については、「アップテンポなナンバーで楽しい曲ですね。僕は昭和にデビューして、平成から令和を迎えて。とにかく時代を明るくしよう、と。オリンピックに向けて、最高の日本を描きたいなと思いました。また、この海賊風の衣装からも分かる通り、日本人である誇りを持ちながらも、いろんな国の要素を取り入れていることを感じてもらいたいですね。」と語り、楽曲で印象的な、「Jポーズ」の振り付けを指導。

郷ひろみ

 「Jポーズ」で観客と記念撮影を行ったあと、ダンサー4人を従え、最新シングル『JAN JAN JAPANESE』を披露。360度を取り囲んだファンに向けて、「朝早くから、遠くから、どうもありがとう!」と感謝の気持ちと伝え、拍手と歓声が鳴り止まない熱気の中でステージを後にした。

 ミニライブ後にはステージ上でフォトセッションと囲み取材が行われ、「いつも以上のパフォーマンスを心がけました。昭和、平成と走り抜けてきましたけど、ここで原点に返ることができたなと思います。そして、令和も歩みを止めることなく、どんどん走り続けたいと思います。」と意気込みを語った。

 そして、取材後は、購入者特典となるイベント参加券を手に集まった延べ約3,500人のファン全員と握手会を行い、イベントは終了となった。

 また、郷は6月2日からは日本全国56か所をめぐる待望の全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2019 “Brand-New Exotic”」を開始。さらに、6月8日には23年ぶり主演を務めたフジテレビ系オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’19雨の特別編」がオンエアされる。

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