本格的に活動を再開させたロックバンド・LINDBERG(リンドバーグ)のボーカル、渡瀬マキ(45)が3月21日に放送されたフジテレビ系『僕らの音楽10』(毎週金曜よる11時半)で、米大リーグのレッドソックス・上原浩治投手と対談。渡瀬は上原投手と、登板前に流れる登場曲を作ることを約束した。

 この日の対談は、再結成に至った思いを中心に繰り広げられた。リンドバーグは2002年に解散するも、デビュー20周年となる2009年に1年限定で再結成。2014年には本格的に活動を再開している。再結成に至ったきっかけは渡瀬が病を患ったことであるとし、夫でギタリストの平川達也と将来について語り合うことができたとも語った。

 病を患った際には「このまま動けなり、歌も歌えなくなったらどうしよう」と不安にかられ、子供が20歳になるまでの10年間をきっちり音楽をやりたいと感じ、更にファンについて「リンドバーグの音楽なくしては『音返し』(恩返し)はできない」と思い、これらが渡瀬の心を動かし復活を決心させたとも明かした。

 番組の終盤には、上原投手が使用している登場曲の話題となり、渡瀬が「作りたい」という意思表示をみせると、上原は「プロ野球選手で使われている方って結構多いですよね。元阪神の藤川球児投手とか」と、当時在籍した巨人上原投手のライバル藤川投手の名前をあげ「ドキュメンタリーで曲について語られているのをみて腹が立った」と笑いながらツッコミを入れた。

 最終的には曲を作ることを約束。上原投手は「これから戦いに行くぞ!」という気持ちにさせてくれる曲が良いと要望を示し、さらに「なるべく早くお願いします。現役はそんなに長くないので」と付け加えると、渡瀬も「分かった」と笑顔で受け止めた。

親交のある相川七瀬と共演、相川「改めてすごさを感じた」

 番組では長年、渡瀬と親交のある相川七瀬(39)と1994年のヒットソング『GAMBAらなくちゃね』を歌唱した。相川はこの共演を振り返り「改めてものすごくキーが高いことを譜面を見て気づきました。渡瀬さんのパワフルハイトーンボイスの魅力、改めてすごさを再確認しました」と語った。

 『僕らの音楽10』の次回は3月28日に放送される。4人ヒップホッププログレバンドの『ゲスの極み乙女。』と千原ジュニアが対談。スガシカオとコラボレーションを行う予定。

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<写真>Rソックス上原投手と対談したリンドバーグ渡瀬

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