「好きになって良かった」と感じてもらえる活動をしたい
――ちなみに皆さんは『L○DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の主人公たちと同じ高校3年生のときは、何に夢中になっていましたか?
ユナク 僕は大学進学でしたね。その悩みでいっぱいだった気がします(笑)。
グァンス 僕は中学2年生から芸能界に入っていたので、同級生たちのピュアな恋愛だったり友だちとの楽しい時間よりは、仕事に夢中になっていた時間が多かったですね。でも他の同級生と比べると思い出が少ないので、それはちょっと後悔するところでもあって。ただそのおかげでこうやってメンバーにも出会ったし、ファンの皆さんとも出会ったので、自分にとっていい時間だとは思います。
ジヒョク 僕もグァンスと同じで1年生から芸能界に入っていて、18歳のころはオーディションを受けていました。一般の高校生は学校で旅行とか行きますよね? そういうのがなかったから、もったいなかったなと感じています。
――なるほど。そして4月23日からはツアーが開催されます。「~THE COLOR~」というタイトルが入っていますが、どんな意味を込めているのでしょうか?
ユナク それぞれ個性が強いメンバーなので、そういうキャラクターがあって僕たちSUPERNOVAがいる、という意味を込めました。それぞれのカラーがちゃんと見えるライブをしたいなと思っています。
――2月には、2019年日本デビュー10周年『SUPERNOVA 10の発表』をされました。今年はどんな年にしたいですか?
ゴニル 普通の感じでいることが、一番感謝している思いが届くというか。いつも通りに頑張って、いつも通りいい曲を出して、いつもの通りにやっていきたいです。プラス9月9日は丸10周年の日なので、その日だけはやっぱり特別にファンの皆さんとハッピーな時間を過ごせればいいなと思います。
グァンス 超新星だったときはもっと上を目指していきたいから、一人でも自分たちのことを宣伝したい、もう一人ファンを増やしたい、ということにすごいこだわっていたんですよ。でも今回改名をしてSUPERNOVAになってから思うのは、僕らを支えてくださった皆さんに応援していてよかった、と感じてもらいたいんです。今、10周年のいろいろなイベントを計画しているんですけど、実際11周年になる前の2019年12月31日の夜に「本当にこの人たちを好きになって良かった」と思ってもらえたら、それで満足すると思うんですよね。歌だったりメンバー個人それぞれのお芝居の仕事だったり、いろんなものでちゃんと感謝の気持ちを伝えていきたいです。
ソンジェ 僕も同じ気持ちです。今みたいにずっと行ければ、それが一番幸せなことじゃないかなと思います。
――このまま15周年、20周年と。
ソンジェ そうです。
グァンス 60周年まで(笑)!
――それはすごい!
グァンス 踊れるかどうかわからないですけど(笑)。
ゴニル でも20周年まではいきたいです。
ソンジェ 一緒の時代に活躍したグループはだんだんいなくなっていますし。そう考えると、今のように活動できることは本当に感謝しています。
ジヒョク 僕も今まで見てくれた皆さんに恩返しをしたいです。個人的には2年間兵役に行ってファンの皆さんに会う機会がなかったのですが、今年はユナクにMilky(SUPERNOVAのオフィシャルファンクラブの名称)と一緒にいる時間を増やしたい、という話をしたんです。それで「1か月に1回は会う機会を作りましょう」となって。いっぱいMilkyと会う1年にしたいです。
ユナク 今回すごく運がよく、改名してからいろいろなバラエティとかにも出させていただいていて。結構テレビとかでも見られるんじゃないかな、ということもあるし。さきほどジヒョクが言ったとおり、「ファンの皆さんと会いたい」という気持ちがあるので、ライブもイベントも増やして、それぞれユニットの活動もやって、今年は精一杯日本で活動したいと思っています!
(おわり)