高山一実

 乃木坂46高山一実が27日、都内で『高山一実写真集 独白』(徳間書店・26日発売)の発売を記念したお渡し会を開催。写真集をファンに直接手渡し、交流を楽しんだ。お渡し会前には報道陣による囲み取材に応じ写真集について語った。乃木坂46が24日に京セラドーム大阪でおこなった『7th YEAR BIRTHDAY LIVE』で西野七瀬が卒業。卒コンで泣いたという高山は「卒業はまだしませんが、色々と噛み締めています」と現在の心境を語った。

高山一実

 『高山一実写真集 独白』は高山にとって2冊目となる写真集。憧れていたという北欧フィンランドのヘルシンキを中心に、フォトグラファーの蔦村吉祥丸氏が彼女の素の表情を数多く捉えた一冊。高山は「(地元の)千葉は大好きなんですけど、家族愛みたいな感じ。ヘルシンキは恋が実ったという感じで第2の故郷です」とヘルシンキ愛を明かす。

 「独白」というタイトルは秋元康氏が付けたと言う。高山は「モノローグ、独白ということでしっくりきたので使わせて頂きました。独り言はよく言っているので…“ひとり情熱大陸”とかやっています(笑)」とTBS系の密着ドキュメンタリー『情熱大陸』仕立てであアイドル論を語っていることを告白。

お気に入りカット/『高山一実写真集 独白』(徳間書店)撮影:蔦村吉祥丸

お気に入りカット/『高山一実写真集 独白』(徳間書店)撮影:蔦村吉祥丸

 撮影のために身体もつくり込んだという高山。「乃木坂に入って一番頑張りました。毎週整体に行って」と振り返る。食事については「サーモンを毎日食べました。海鮮類が美味しかった」と言い、サウナにも毎日通ったと話し「帰って来てからも友達3人でサウナに行って将来の話とかしました」とサウナにもハマった様子。

 また、写真集には蔦村氏が撮影したオフショットポラロイドに高山がコメントを書き込んだオリジナルポラロイドZINEと高山が撮影した写真を使った栞(4種類のうち1枚)の2種類の封入特典が付く。ZINEについて高山は「フィンランドなのに千葉の風景に似ていたりするんですよね」とコメント。

高山一実

 乃木坂46が24日に京セラドーム大阪でおこなった『7th YEAR BIRTHDAY LIVE』の公演をもって西野七瀬がグループを卒業した。高山は「卒コンで泣いてしまって、一昨日まで目が腫れていたので今日までに何とかしなきゃと大嫌いなセロリドリンクを飲んできました」と話す。

 メンバーには見せることができなかったという高山だが「齋藤飛鳥ちゃんからおめでとうと言ってもらえました」とエピソードを明かした。さらに「卒業はまだしませんが、色々と噛み締めています」と現在の心境を語った。

 昨年11月に、グループで初めて長編小説『トラペジウム』(KADOKAWA)を発売。現在、20万部を超えるベストセラーとなっている。高山は「人と比べられたり、同じ土俵で勝負するのが苦手なのでこの小説を書きました。書きたいことは全て書いたので、今は書ける素材を探している感じです。小説と写真集が並ぶということが嬉しい」と自身の執筆について語った。

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 最後に高山は「写真集を作ると決まった時から、作り込んで100点のものが出来ました。手に取ってみてください」と呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】

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