TOTO・ルカサー、バンドが長続きする秘訣は「楽しさ」スタジオ時代も明かす
INTERVIEW

TOTO・ルカサー、バンドが長続きする秘訣は「楽しさ」スタジオ時代も明かす


記者:編集部

撮影:

掲載:19年02月08日

読了時間:約4分

バンドほど楽しい仕事はない

スティーヴ・ルカサー

――デビューから40年、その間、メンバーの死や活動休止など、様々な事が起きましたね。

 確かに活動を休止していた期間もあった。2008年から2009年頃さ。だけど、その時マイク・ポーカロがALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、大変な目に遭っていたので彼を助けるために再びライヴ活動を再開したんだ。

 スティーヴ・ポーカロ(key)とジョセフ・ウィリアムズ(vo)、デヴィッド・ペイチ(key)が戻ってきてくれたよ。ずっと一緒にやってきたメンバーを中心に、マイクの治療サポートの為、正しい行動を起こしたのさ。

――バンドが長続きするための秘訣はなんですか? これまでバンドに嫌気がさした事はなかった?

 確かにバンドを続けていくのは大変なこともあるさ。だけどこれほど楽しい仕事は他にない。とにかく最高なのは、オーディエンスを前に演奏する事。自分たちのためなんだ、お金のためじゃない。音楽を演奏し、ファンと繋がれるのは、純粋でとても気持ちの良い事なんだ。そんな事を仕事にできるなんて、とってもありがたい事だよ。

日本のファンは家族同然。40周年記念来日公演にはサプライズも!

――来週おこなわれる来日公演は、40周年を祝う特別なステージになりそうですね。

 40年というキャリアを網羅するステージになる。どの時代の曲もプレイする。大ヒット曲はもちろん、色々な曲をたっぷり聴かせるよ。日本公演には特別に、新曲も追加しようと思っているんだ。これまでのツアーとはまた違うセットリストで、サプライズも幾つかある。楽しみだよ。ジャパンツアー2019、もうすぐみんなに会える! 来るだろ!? 楽しいから絶対来てくれよ!!

――日本のファンへメッセージをお願いします。

 日本は幸せな思い出ばかりだ。1980年から、ほぼ毎年来日してきた。日本のファンは家族同然なんだ。お気に入りの会場でみんなに会えることを楽しみにしているよ。バンドは今、やる気に燃えているんだ! 最高の時間にするよ!

(おわり)

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