VERBAL、武村八重子と大沢伸一3人の新プロジェクト「LNoL」が始動
「LNoL」を始動したVERBAL
VERBAL(m-flo/PKCZ(R)/HONEST BOYZ(R))の参加するプロジェクト「LNoL(ルノル)」が29日、配信アルバム『Equanimity(イクアニミティ)』をリリース。同日にCrystal Kayがゲストボーカルで参加した「TAYUTAU」のミュージックビデオを公開した。
LNoLは、VERBALと親交のあった、武村八重子(クラシック・ピアニスト)、大沢伸一(MONDO GROSSO)の3人による、従来のクラシック・ピアノ音楽の枠にとらわれない新たなサウンドを表現するプロジェクト。武村がピアノ演奏、大沢がサウンド・プロデュース、VERBALがクリエイティブ・ディレクターとそれぞれの役割を担っている。
『Equanimity』のテーマは“Classical but Future”。滑り落ちるように繊細に奏でられるピアノ、それを受け止め楽曲をより鮮やかに彩る電子音が、日本のクラシック・ピアノを新たなジャンルへ昇華させている。沈着を意味する「Equanimity」のタイトルにふさわしく、美しく、反復するピアノ・サウンドで、音の深淵にゆっくりと静かに沈み込んで行くような作品に仕上がっている。
また、ピアノによるインストルメンタルだけではない多種多様は音楽的アプローチが織り込まれており、収録曲「No One」にはプロジェクトメンバーでもあるVERBALがラップで、「Equanimity」、「No One」にはオーストラリアの女性アーティストRHYMEがポエトリーリーディングとラップで参加。そして「TAYUTAU」ではCrystal Kayがゲストボーカルで参加している。
なお、初回限定生産アナログ盤も同時リリース。ジャケットデザインはVERBALのプロデュースのもと、株式会社人間とBYTHREE inc.が担当。遊び心溢れるジャケットにも注目が集まる。