キスマイ北山宏光、楽屋裏での猫マネ 飯豊まりえに暴露され大焦り
Kis-My-Ft2の北山宏光(33)が主演を務める『トラさん~僕が猫になったワケ~』の完成披露試写会が26日に都内でおこなれ、北山とともに共演の多部未華子(30)、平澤宏々路(こころ=11)、飯豊まりえ(21)、要潤(37)と、メガホンをとった筧(かけひ)昌也監督(41)が登壇、飯豊が、楽屋裏で猫マネの練習をしていた北山の様子を暴露し、北山が焦った表情を見せて会場を沸かせる場面があった。
本作は、漫画家・板羽皆の人気コミックを原作とした作品で、急死した漫画家が、猫としてよみがえり、自分の家庭に戻り家族と新たな生活を始めていく様子を、人間と猫の両方の視点で描いたストーリー。主人公のダメ夫・高畑寿々男役を北山、その妻・奈津子役を多部、娘の実憂を平澤が演じる。その他に飯豊、要、富山えり子、バカリズムなど個性的な面々が名を連ねている。また、主題歌にはKis-My-Ft2の「君を好きだ」が起用されている。
この日は映画で着用した“猫スーツ”姿で登場した北山は「俺だけ異常に暑いんですよね、寒かったり暑かったり。部屋の中に入ると暑くて、外は寒かったりして体温調節が難しかった」と、ステージで一人汗だくで挨拶に応じる。
今回、人間と猫という二役を務めた北山は、猫の役作りに関して「この状態が猫なので、いかに人間っぽくやりながら猫のスパイスを入れていくかが一番難しかった。寿々男は一見、ダメ男、でもどこか可愛くて愛されなければいけない、というところがあるし」と注意した点を振り返る。
今作では、北山と同じく飯豊も猫役を担当。もともと16年飼っていた白猫が亡くなり、そのあとにこの役のオファーが舞い込んで、自分で白猫の役をやることになったという経緯を感慨深く振り返りながらも、一方で猫役ということに衝撃を受け不安を感じていたものの「現場に行ったら、(既に)北山さんが猫になっていたので」と不安が解消されたことを回想する。一方の北山も「最初は自分だけだったんですよ。初めて友達ができたような気が」と飯豊の猫としての登場に、胸をなでおろした様子。
一方、猫を演じた中でのエピソードをたずねられると、飯豊は「このまま(の姿)でも完成されていましたが、北山さんはちゃっかり猫の練習していました。こうやって」と、猫が手で顔をなでるポーズを実演。「(北山さんからは)“言わないで”と言われていたんですけど、鏡に向かってしっかり練習されていたんです、ちゃんと動画を見たりして」と、舞台裏での北山の様子を暴露。北山は慌てて「やめて! 恥ずかしい!」と叫び、会場を沸かせていた。
また、この日は映画のテーマに沿って登壇者に「人生挽回したいことは?」と質問が投げかけられると、北山は「小学校の合唱コンクールとか、文化祭、体育祭なんかを“なんで頑張ってたんだよ”と斜に構えていたんですけど、あの時にできること、それこそ青春を謳歌することを、しておけばよかったなと。照れずに」などと回想。
さらに「思わず泣いてしまった話」とたずねられると、平澤が「共演した役者さんに、実はライブチケットをもらって、初めて東京ドームのライブに行ったんです。人生初めてのライブだったので。踊ったり歌ったり汗だくになりながら頑張っててすごい、感動して楽しいのにウルッとしちゃいました」と、敢えてアーティスト名を出さずに感動した話を告白。
すると要がすかさず「それテイラー・スウィフトの話でしょ?」とコメント、すかさず北山は「(いや、)キスマイでいいでしょ?」などとツッコミを入れ、笑いを誘っていた。【取材・撮影=桂 伸也】



















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