公開された赤い公園のビジュアル

公開された赤い公園のビジュアル。用意された1万円札はスタッフが持ち寄ったという

 4人組ガールズバンドの赤い公園が2月12日発売するニューシングル『風が知ってる/ひつじ屋さん』のジャケット写真とミュージックビデオのショートバージョンが公開された。

 先日公開されたアーティスト写真では、楽曲タイトルにもある「風」に吹かれながらも凛とした表情の4人が印象的であったが、ジャケット写真とミュージックビデオでは、彼女たちの周りで大量の本物の1万円札が舞うという衝撃的な作品になっている。

 ことの発端は、メンバー直筆の関係者用資料に書かれていた「売れたい!」という言葉がクリエイティブディレクターを務める北澤“momo”寿志氏の目に留まった事。「売れたい」=「お金」と連想したことから始まり、大量の1万円札が風に舞っているという強烈なインパクトのある作品が実現した。

 ミュージックビデオのコンセプトは「逆風に立ち向かうメンバー」。風に向かって歩き続けるメンバーの周りで花びらが舞い、最終的には大量の1万円札が吹き荒れても動じる事なく前進する様が力強さを感じさせる作品となっている。

 なお、撮影で使用された1万円札はスタッフが全て「自腹」で持ち寄ったもので、総額1000万円。撮影中はカットがかかる度にメンバースタッフ総動員で回収していたとの事で、その独特な緊張感溢れる様子はシングルの特典DVDにミュージックビデオの本編と併せて、オフショットドキュメンタリー映像として収録されている。

<赤い公園「風が知ってる」ショートバージョン>
http://www.youtube.com/watch?v=rc7a9E1FVI8

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