わたなべ麻衣

 モデル・わたなべ麻衣(29)が18日、都内で、自身初の写真集『わたなべ麻衣 写真集 every moment』(講談社)のお渡し会を開催した。イベント前には取材に応じ、平成最後、20代最後の心境などを語った。

 37万人のフォロワー数を誇る「インスタの女神」として知られるわたなべ。女性誌『ar』の読者モデルからその知名度を上げ、テレビ、雑誌、CMに多数出演。近年はドラマ『幸色のワンルーム』に出演するなど、女優としても活躍している。今作は、そんな彼女の素顔に迫った1冊。

わたなべ麻衣

 写真集では「ふたり暮らし」を思わせる、ナチュラルなカットを多数掲載。海外などには行かず、関東近辺で撮影し、朝食をつくる様子、海辺でのドライブシーン、遊園地での無邪気な笑顔、そしてベッドで見せるアンニュイな表情など「ありのままの麻衣」の姿を掲載している。

 「女性の方はもちろん、男性の方にも見て楽しんでいただける写真集になっていると思います。これ1冊でわたなべ麻衣という人を知ってもらえれば嬉しい」と、写真集をアピールするわたなべ。

 今作の撮影は人気写真家・桑島智輝氏が担当。「最初はすごく緊張していたけど、桑島さんのゆるい雰囲気に引っ張られて、本当に素の表情が出た。桑島さんじゃなかったら、この表情は引き出してもらえなかったんだろうなと思うし、本当に撮ってもらってよかったです」と、思った以上の仕上がりに、満足な様子を見せる。

わたなべ麻衣

 また写真集はランジェリーカットや自身最大露出のヌーディなカットなど、29歳の「オトナの麻衣」の魅力をたっぷりと味わえる内容となっており「グラビアとかはそんなにやったことない中で、今までやってきた中では一番の露出になっているので、そこは注目していただければと」と自身最大露出の作品をアピール。

 一番の魅力と語るわたなべ自身の、自信のパーツは「胸」。Fカップだというその胸に対して「もともと大きいというのがコンプレックスで、それを隠して…、という人生だったけど、それをプラスに変えることもできるんだよ、というのをこの業界で教えてもらったので、それをしっかり出せたと思うし。29年間生きてきた私の胸、というのは(ポイントとしても)大きいかなと思います」とありのままの自身を受け入れた現在の心境を語る。

 20代最後の写真集発売に対して「29歳のそのまま、若い時のピチピチした感じとは違う色気を見ていただければ嬉しいと思います」と会心の出来をアピールする。

わたなべ麻衣

 自身のお気に入りの写真は、梅干サワーを飲みながら満面の笑みを見せているという場面。自身の希望で叶えたシチュエーションで「お酒をすごく飲むんですけど、写真集なので過度なダイエットはしなかったんですけど、前日からお酒は抜いていたので、撮り終わる最後の時にみんなで“おつかれさまでした”を込めて、一緒に飲みながら撮りました。だから顔が真っ赤で…でも楽しく最後は締めくくりました」と楽しかった撮影の最後を振り返る。

 ちなみに飲酒は大好物で「いつもは飲み出したら止まらないので、10杯とか飲んじゃう」と酒豪ぶりを明かした。

 そんな中、20代最後の歳を迎えたことに関しては「25歳でこの業界に入ってきて、今までは毎年目標を立てて、うまく叶えて来られたんですけど、彩のあるいい1年にしたいと思うので、沢山の方々と関わる機会が設けられたらいいなというのがこの1年の目標です。皆さんの応援があったから、今まで来られたと思うし、それの恩返しの意味で皆さんに会う機会を設けられればと」と新たなステップに向けたひとつの大きな目標を掲げる。

 その一方で「平成最後のクリスマスは?」とたずねられると「お仕事ですかね? ありがたいことですけど、何年もクリスマス、誕生日とお仕事なので、スタッフの皆さまと過ごしたいと思います」と、ちょっぴり淋しい一日になる模様。

 また「インスタの女神」という称号については「もちろん気に入っています。でも恐れ多いなと、私なんかに女神って。でもこの仕事を頂くきっかけもインスタだし、皆さんがこれを見てくれて、そこから広がっていったことが多いので、そこにつなげても皆さんに会う機会とか、皆さんのためにということを目標にしたいと思っています」と謙虚な姿勢で、応援してくれてきたファンへの感謝を語る。

わたなべ麻衣

 一方で「フォロワー数が伸びるコツは?」とたずねられると「今、伸び悩んでいるので、どうすればと考えているんですけど…」などとコメント、笑いを誘っていた。【取材・撮影=桂 伸也】

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