グーグル合同会社が14日、都内で新サービス記者発表会をおこない、音楽アプリ「YouTube Music」を日本で開始することを発表。会見には、人気YouTuberのはじめしゃちょーがサプライズ登場し「いろんな音楽を浅く広く聴くので、是非使ってみたい」と同サービスについて語った。

 YouTube Musicは、音楽ストリーミングサービス。アーティスト公式の曲、アルバム、数多くのプレイリストに加え、YouTube上にある膨大なリミックス、ライブ動画、カバー、ミュージックビデオなどのコンテンツもシンプルにパーソナライズ化する。基本無料サービスだが、オフラインでも使用可能で広告の入らない定額購入制のYouTube Music Premiumサービスもある。これまでに22カ国でサービスが提供されている。

 また、音楽だけではなくオリジナル映画などの配信も含む定額制ストリーミングサービスYouTube Premiumのサービスも同時に開始する。

 音楽部門プロダクトマネージメント責任者のT・ジェイ ファウラ氏は「一つのアプリで様々なコンテキストを楽しむことができます。より音楽に没入しやすい環境を作ってくれます」とYouTube Musicを紹介。

 そして、YouTube Orignalsのドラマ『The Fake Show』で主演を務める、人気YouTuberのはじめしゃちょーがサプライズ登場。「普段動画で演技をすることはないのですが、動画では見せることのないはじめしゃちょーを観て頂けたら」と呼びかけた。

 はじめしゃちょーは「テーマ自体がYouTuberになっているので、そこも今までになかった作品になっていると思います。炎上とか乗っ取りとか現代社会の問題も取り上げて、その中で夢に向かって頑張る男を描いています」と作品について語った。

 また、「YouTube Music」について「いろんな音楽を浅く広く聴くので、このサービスは是非使ってみたいと思います」と笑顔を見せた。

 YouTube日本代表の仲條亮子氏は「この1年を“YEAR OF MUSIC”そう名付けて、音楽に注力して来ました。フジロックフェスティバルの世界への初配信をおこなったり、GLAYさん、森山直太朗さんといった素晴らしいアーティストの方々がここから配信ライブをおこなったりしてきました。『YouTube RED』からリブランディングしまして『YouTube Premium』として本日からサービスを日本でも開始します」とYouTubeのオリジナルコンテンツを配信する YouTube Premiumについて紹介。

 YouTube Orignalsアジア太平洋地域マネージャーの朝倉耕太氏は「今までなかなかできなかったような表現をして欲しい」と話し、この中でSEKAI NO OWARIとマーベルスタジオがコラボしミュージックビデオを制作するプロジェクトを追ったドキュメンタリー番組『ReIMAGINE』のティーザーを初披露した。

 YouTube日本音楽ビジネス開発統括担当の鬼頭武也氏は「より音楽に特化したサービスです。一人ひとりのユーザー様にパーソナライズされるので、いつどこで何をするかによって最適な音楽サービスを提供します」と語り、オフライン機能について「一番音楽を聴く場面は通勤、通学中だと思いますが、データ消費量が気になると思います。このオフラインサービスがあれば、自宅で再生した音楽をもとにオフラインで楽しめる音楽をピックアップしてくれるのでデータ量を気にせずに楽しむことができます」と紹介。

 さらにユーザーコンテンツ(UGC)に関し、「ピコ太郎さんの『PPAP』のように歌ってみたや、踊ってみたといったUGCの機能でさらにヒットを拡大するという動向は私達が一番大事にしたいところ」と力説。YouTube Musicの魅力について語った。【取材・撮影=松尾模糊】

この記事の写真

記事タグ

コメントを書く(ユーザー登録不要)