葵わかな“神っぽい”表情求められ苦戦「会ったことがないので」
女優の葵わかな(20)が19日、都内でおこなわれた『美人を育てる秋田米「あきたこまち」』新CM発表会に出席。お米好きを自称する葵はCM撮影やオファーを回想すると共に、自身の職に対しての思いなどを語った。
この日は黄色、ピンク、水色と鮮やかなデザインの艶やかな振り袖姿で登場した葵は「今年20歳で、自分の成人式が次なので、もうすぐだなと思ってわくわくするような気持ちだったり。着物自体が好きなので今日は着る機会があって嬉しいなと思いました」とその喜びを明かす。
新CMでは、秋田出身のシンガー・ソングライターの高橋優が、自身の楽曲「白米の味」を提供。ロックっぽく鳴り響くBGMの中、市女笠姿で“神々しさ”を意識したという表情の葵が登場し、鍋を掛けたコンロを点火、「コメ天下」というキーワードに落ちるというもの。現場では“神っぽく”というキーワードを何度もリクエストされ「神っぽい表情を、なんて言われたんですけど…会ったことも無いのに、どうすればいいのかと」などと当初は戸惑いもあった様子。
その一方で、無類のお米好きだと自称する葵は、オファーに対して「朝ごはんは絶対“ご飯”と決めているくらいお米が好きなので、CMに出させていただいたのは、日本人として嬉しい」と素直に喜んだ様子を明かす。
また、小さい頃は体が弱く、よく風邪を引いていたという葵は、その影響もあって幼少から食事バランスへの注意も自主的におこないながら「時間が空いたときには、なるべく作るようにしている」と積極的に自炊。
料理のバランスを示すキーワードである「まごわやさしい」(「ま=まめ」「ご=ごま」「わ=わかめ」「や=やさい」「さ=さかな」「し=しいたけ」「い=いも」)を意識するなど、時間が空いているときには、しっかりとした和食作りもしているという。
さらに葵は「あきたこまち」の粘り強さに掛けて、自身が粘り強く続けていることを問われると「習い事とかが続かない子で、ピアノ、水泳、そろばんとかいろいろさせていただいたけど、その中で続いているのが唯一、このお仕事だけという感じで。粘り強くないかもしれないけど、この後も続けていくので、これからも粘り強く頑張っていければと」などとコメント、会場を沸かせていた。
また、この日はCMのテーマソングを歌う高橋からのビデオメッセージも到着。
「白米の味」のCMへの起用は2年連続で、さらに以前にも高橋の楽曲が使用されており、「今年でいうと、(高校野球の)金足農高の皆さんの頑張るパワーの源は、『あきたこまち』だといわれていて、僕自身も皆さんの頑張りにたくさん元気を頂いていたので、その元気の源の、さらに源に『あきたこまち』があり、そのCMの楽曲に自分のCMが使われていると思うと、本当に改めて曲作りに、頑張っていきたいと思いました」と「あきたこまち」とのつながりを心より喜ぶ思いを語った。【取材・撮影=桂 伸也】