欅坂46・菅井友香(22)が13日、東京・渋谷でおこなわれた、大規模複合施設「渋谷ストリーム」開業および「渋谷川沿い遊歩道」落成記念オープニングセレモニーに出席。イベントスタート前には、バスケットボール・サンロッカーズ渋谷のマスコットキャラクター・サンディーと握手を交わした際に、握手した手が抜けずに引きずられそうになるハプニングがあった。

 このイベントは、旧東横線・渋谷駅のホーム、線路跡地およびその周辺地区を利用した大規模複合施設「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」の開業と、官民連携によって再生される渋谷川や緑豊かな遊歩道が整備されることに伴い、9月13日から30日まで、「Shibuya River Fes ~あたらしい景色をソウゾウしよう~」をテーマにおこなわれる新たな「まちびらき」プロモーション。

サンディーと握手する欅坂46菅井友香

 オープニングを前に、渋谷をホームとするバスケットボールチーム・サンロッカーズ渋谷の専属リーディング・チームとサンディーが登場し、ダンスパフォーマンスを披露。拍手喝采の中、サンディーは笑顔で観覧していた菅井のもとでもアピールをおこなっていたが、その際握手した手が抜けず、菅井は引きずられそうな格好となり、会場を沸かせていた。

 渋谷ストリームは、2年半ほど前に欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオが、建設中の渋谷ストリームで撮影されるなど、ゆかりの地ともなっている。菅井はまだ更地だったころに撮影を実施、渋谷川にも入りジャケット撮影などもおこなったことを振り返りながら「あのときから全然生まれ変わっていて、本当に素直に衝撃を受けています。2年前というと本当に右も左もわからなかった頃だったけど、こうしてまた同じところに立たせていただけてとても感慨深いですし、渋谷という町に運命を感じています」と思いも深く語る。

欅坂46菅井友香

 そして「2年半経って、結構ダンスの振り覚えが早くなったのが、一番変わったことかなと思います」と自分たちの成長の跡をたどりながら「今だからこそ、また全員で同じ場所とかで撮影させていただけたらすごく嬉しいなと思います。まさに渋谷のこの場所が、私たちの原点というか、全てが始まった場所なので。私たちにとっても、とても大切な場所になっています。その意味でこの施設に来るとまた初心に返れる気がしているので、これからもメンバー一同大切にしていきたいと思います」と自分たちの“聖地”に向けた思いを語った。

 この取り組みは、渋谷駅周辺の開発で街が変化していく節目に、渋谷の魅力を向上させ、新たな渋谷を発信し続けることを目的に、渋谷区、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントをはじめ、近隣の教育機関、事業者、地元の町内会や商店会が参画する「第I期まちびらき推進委員会」が推進するもの。渋谷ストリーム開業と渋谷川沿いの遊歩道の整備による渋谷駅南側の新たなまちびらきを記念し、さまざまなイベントを開催することで、これまでの渋谷にない憩いの水辺空間および新たな渋谷の魅力を発信していくことを目的としている。

テープカットにのぞむ欅坂46菅井友香

 また渋谷ストリームホールでは、欅坂46によるこけら落としイベントが9月13日~17日の5日間に開催される。2日目からは、こけら落としのために新たに編集された貴重な映像の上映などがおこなわれる。【取材・撮影=桂 伸也】

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