この現象は続く、Michael Fortunati ユーロビートブーム再来
INTERVIEW

この現象は続く、Michael Fortunati ユーロビートブーム再来


記者:編集部

撮影:

掲載:18年08月23日

読了時間:約10分

新しい経験ができた『The Best Of Disco Covers 』

――あなたのニュー・アルバムは、そうした1970年代のディスコ・ブーム、そして1980年代のユーロビート・ブームを代表するヒット曲をカバーした内容ですよね。まずはそのニュー・アルバムについて、語っていただけますか。

 今回のアルバムですが、長年の友でもあるユニバーサル・ミュージック・ジャパンのMr.落合が70’s&80’sのヒット曲のカバーアルバムをリリースしないかと提案してくれたことから始まります。これらの曲は全て私の時代の曲ですし、80年代、日本や世界中でヒットした曲でもあるのでとても嬉しかったですし、これらの楽曲を新たな世代に新たに紹介できることを誇りに思っています。私はこのアルバムリリースの機会をくれたユニバーサルジャパンに感謝しています。

――あなたは、そのニュー・アルバムで、DEAD OR ALIVEやANGIE GOLD、RICK ASTLEY、LEIF GARRETT、VILLAGE PEOPLE、PAUL LEKAKISなどのヒット曲をカバーしていますよね。DEAD OR ALIVEやRICK ASTLEYとは、日本のディスコ・イベントなどで共演、同じイベントにも出演されたことがあると思いますが、そうしたDEAD OR ALIVEやRICK ASTLEYのヒット曲を自分が歌うことになったとき、あなたはどう思いましたか。また、実際にそうした曲を自分で歌ってみて、どうでしたか。

 私にとっては世界で大成功した曲らを歌うことはとても名誉なことです。特に、当時私が大好きだったリック・アストリーやポール・レカキスの曲歌えることは嬉しいです。ポール・レカキスにとっては私が日本でシングルをリリースした時と同じ時期に日本で活動していたので、彼の「Boom Boom」と私の「Give Me Up」をカバーできるのはとても嬉しいです。

――今回のアルバムで、あなたが実際にカバーされてみて、特に印象に残っている曲やお気に入りの曲はありますか。その理由も教えていただけますか。

私は今まで兄マリオの作曲した曲しか歌ったことがなかったので、新しい経験でした。これらの曲は他のアーティスト曲ですので、元のバージョンを損なわないように気をつけました。もちろんリック・アストリーの2曲だけではなく、ジェイソン・ドノヴァンとポール・レカキスと、デッド・オア・アライヴも大好きです! アレンジのサポートをしてくれたDJ BOSSやこのプロジェクトにかかわった全てのチームに感謝したいと思っているのと、この新しいバージョンがみなさんに歓迎してもらえるよう願っています。

――日本では、DEAD OR ALIVE の「TURN AROUND AND COUNT 2 TEN」のカバーが、あなたのニュー・アルバムからのリード・トラックになっていますが、この曲を実際に歌われてみて、どうでしたか。

 私は「Turn Around」と「Count 2 Ten」がアルバムのリード曲であることをとても嬉しく思っています。日本でも世界でも大ヒットしていたので、私はこれらの曲のために全力を尽くしましたよ。

――今回のアルバムで、あなたが特に気に入っている曲を2、3曲ピックアップしていただいて、それぞれその理由を聞かせていただけますか。

 アルバム全曲好きですが、もし3~4曲選ぶとするなら、「Turn Around And Count 2 Ten」、「Together Forever」、「Never Gonna Give You Up」、「Too Many Broken Heats」でしょうか。これらの曲は私の音楽スタイルにとても近い、そしてとても美しいメロディーなので。

――あなたのデビュー・ヒット「GIVE ME UP」を今回、リ・レコーディングされてみて、いかがでしたか。この再録音ヴァージョンについて、話していただけますか。

DJ BOSS、そして今作のプロジェクト・チームに感謝したいです。このバージョンはとても好きです! 元のバージョンに近く、30年経ってもこの曲を歌えるのは幸せでした。この新しいバージョンが日本の新たな世代に向けて大人気になることを願っています!

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