ラブパトリーナ!「パワーアップした私たちを」劇場版撮影の舞台裏に迫る
INTERVIEW

ラブパトリーナ!

「パワーアップした私たちを」劇場版撮影の舞台裏に迫る


記者:村上順一

撮影:村上順一

掲載:21年04月22日

読了時間:約7分

 2017年よりテレビ東京系で放送を開始した特撮テレビドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』。その第4弾として2020年7月より放送がスタートした『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』が『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~』が、4月29日より全国ロードショーされる。主演は、TVシリーズのラブパトリーナ!の愛羽ツバサ/ラブパトピンク役の渡辺未優、紫原サライ/ラブパトパープル役の山口莉愛、青瀬コハナ/ラブパトブルー役の山下結衣、七色ソラ/ラブパトシャイン役の杉浦優來の4人。国際警察役に加藤清史郎と柳沢慎吾も出演し、映画を盛り上げる。インタビューでは主演を務める4人に、撮影の舞台裏や、4人が大切にしていることなど話を聞いた。【取材・撮影=村上順一】

パワーアップした私たちをスクリーンで観てほしい

『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~』

――映画化されると聞いた時はどんな気持ちでしたか。実際に撮影されて印象的だったこともあれば教えてください。

山下結衣 嬉しさもあったんですけど、驚きの方が強かったです。映画館の大きなスクリーンに私たちが映ることを想像したら、より頑張ろうという気持ちになりました。印象的だったのはドラマの時とはスタッフさんも違ったので、撮影現場の雰囲気も違っていました。

渡辺未優 お話を聞いた時は私もびっくりしたんですけど、パワーアップした私たちをスクリーンで観てほしい、という気持ちが強くなりました。

山口莉愛 スクリーンに映るということは、ドラマ以上にやらなければいけないことがあるんじゃないかなと思いました。あと、ドラマの時より色んな場所でロケが出来たのですが、その中でも東京サマーランドは印象的でした。

杉浦優來 私も初めて聞いた時はびっくりしました。ドラマの時よりもカメラが大きかったのはびっくりしました。

――役を演じるにあたって心掛けていることは?

山下結衣 私は普段の自分と青瀬コハナが自分の性格とは違うんです。なので、クールなイメージで演じています。でも、映画の時はコハナのテンションが上がっている感じだったので、その表情に気をつけて演じました。

渡辺未優 ツバサは明るく元気に何にでも挑戦するというキャラなので、ピンチの時にもその性格を忘れずに演じました。

山口莉愛 私が演じる紫原サライは明るく前向きな役柄で、それは自分の性格とすごく重なっていたので演じやすかったです。今回の撮影では特に笑顔を意識して演じました。

杉浦優來 私とソラは落ち着いている性格で自分とも似ているなと思います。ダンスを踊るシーンでは激しいところもあるので、また意識を切り替えて演じていました。スクリーンに映るということで演技やダンスもドラマ以上に大きく表現したいと思って、そういう部分も心掛けたのでぜひ観て欲しいなと思います。

――みなさんが注目してほしいシーンはありますか。

山下結衣 私は共演させていただいた柳沢慎吾さんと「オーマイガ!」とやったシーンがあるんですけど、そこが面白く仕上がっていると思うので注目して欲しいです。

渡辺未優 慎吾さんはアドリブが面白くて、カットがかかるたびにみんなで大笑いしてました。

山下結衣 休憩時間でも一人二役のお芝居をしたりしてたよね?(笑)。

――山口さんはいかがですか。

山口莉愛 慎吾さんが本当に面白くてずっと楽しく撮影ができました。あと、ファントミラージュのみんなと共演できたことが、すごく印象に残っています。本当に優しくて。あと、紫月ヨツバ(原田都愛)ちゃんが、身長が高くて「身長高いね!」とかお話ししたり。

――杉浦さんの注目してほしいシーンは?

杉浦優來 私はラブパトが逮捕されちゃうシーンです。私たちも警察側のはずなのに、逮捕されてしまうというのはビックリしましたし、面白い展開だなと思いました。

撮影でのエピソード

村上順一

ラブパトリーナ

――大変だった、苦労したシーンはありましたか。

山下結衣 全体的に楽しい現場だったんですけど、私がよく注意されていたことがあって、「足を閉じないで」ということでした。足を閉じていると普通に立っているみたいになっちゃって格好がつかなくて…なので、そこも意識しながら演じていました。

渡辺未優 今回、ヘリポートでの撮影で、巨大な扇風機で風を浴びるんですけど、撮影が真冬だったということもあって寒かったです。。頑張って撮影したシーンでもあるので、注目していただけたら嬉しいです。

杉浦優來 私もヘリポートのシーンで、朝から撮影していて、日が暮れるまでみんなと一緒に頑張って撮影したところです。

山口莉愛 盗まれたものを取り返すために、追いかけるシーンがあるんですけど、転びそうになったりして大変でした。なので、そのシーンをどうやって格好良くみせられるか、というのに苦労しました。

――みなさんは小さな子どもたちから憧れの存在ですが、どんな気持ちですか。

杉浦優來 ファンの皆さんとお話しする機会もあるんですけど、小さい子にわかりやすいような声かけだったりをするようにしています。「応援してくれてありがとう」とか、感謝の言葉をしっかり伝えるようにしています。

――さて、みなさんはすごく仲が良いですよね。

山下結衣 はい! 撮影していくうちに、どんどん仲が深まっていきました。真顔でにらめっこ対決したりして。未優ちゃんが一番弱くて、すぐ笑うんです(笑)。

山口莉愛 あと、待機時間にオセロをしたりして遊んでました。

――皆さん、撮影していくなかでそれぞれ新たな一面を見つけた部分もありますか。

山下結衣 私は優來ちゃんなんですけど、最初に会った時はすごく大人しいイメージでした。でも、この1年の間に変顔が出来るようになったりして、スイッチが入るとすごく面白いんです。

杉浦優來 自分でも変わったと思っています。変顔も3人に教えてもらって出来るようになりました(笑)。私の中で特に印象が変わったのは結衣ちゃんなんですけど、最初あった時は大人っぽくて、自分と同い年だとは思えなかったんです。でも、ふざける時と真剣な時とのメリハリがすごくあるとわかりました。

山口莉愛 未優ちゃんは最初会った時の明るくて元気な子という印象だったんですけど、思っていた以上に面白い子で、今ではムードメーカーなんです。

渡辺未優 でも、私1人ではそんなに面白くないと思うんです。そういう風になれるのも莉愛ちゃんがいてこそだなと思っています。

――劇場版はお宝「ラブダイヤモンド」を取り戻すというストーリーになっていますが、皆さんにとっての宝物はなんですか。

渡辺未優 この活動を応援してくれる家族は宝物です。

山下結衣 私も家族や友達、自分を支えてくれている方々は宝物です。

山口莉愛 家族や友達、そして、このメンバーです。その中でもお母さんがいなかったら、今の活動も続けられなかったと思えるくらい支えてもらいました。いつも送り迎えや、ご飯を作って待っていてくれたり、私の心の支えになりました。

杉浦優來 私も家族がいなかったら、この活動は出来ていなかったと思うので、大切な宝物です。あと、私が『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』に登場した時に、ファンの皆さんがコメントをくれたんですけど、それも宝物です。

――最後にメッセージをお願いします。

山下結衣 ドラマから成長した姿が映画では見てもらえれると思います。ここから更にダンスや歌も頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

山口莉愛 ストーリーもすごくハラハラドキドキするので、注目して観てもらえると嬉しいです。

杉浦優來 ダンスのシーンは一緒に踊ってくれたらすごく嬉しいです。ラブがいっぱい溢れている映画なので、楽しんで観てもらえたら嬉しいです。

渡辺未優 「ラブダイヤモンド」を必死に取り戻すために戦う私たちに注目してください。是非、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。

(おわり)

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