ピンク・レディーが解散直前に発表した11曲が3月30日、初配信された。

 1981年3月31日(今から41年前の本日)後楽園球場でピンク・レディーの解散コンサートが開催され、約4年半の彼女たちの栄光の軌跡に、いったんの終止符が打たれた。

 その直前の1981年3月21日にリリースされたLP3枚組アルバム『PINK LADY』は、シングルA面全曲を収録した極め付けのベスト盤で、シングルB面やオリジナルアルバムのみに収録された人気の楽曲に加えて、当時未発表だった新曲が11曲も収録された。この貴重なアルバムは、ファンの間では通称“銀箱”と呼ばれて親しまれ、2004年にCD復刻盤が発売されたものの、長らく入手困難な作品だった。

 この『PINK LADY』の配信が(3月30日より)スタートした。

 2010年のピンク・レディー“解散やめ!”宣言後にリリースしたセルフプロデュースアルバム『INNOVATION(イノベーション)』では、『PINK LADY』にだけ収録された楽曲の中から、「BY MYSELF」「ミラノ・ローズ」「希望への旋律」「Body & Soul」の4曲を選んでセルフリメイク。リリース後のコンサート・ツアーでも歌唱されたように、本人たちにとってもお気に入りの作品だ。また、その後のソロ活動にもつながる、それぞれのソロ曲「シャーロック・ホームズの素敵な恋」(ミイ)「カリフォルニア・ブルー」(ケイ)も収録され、聴きどころ満載のアルバム(全42曲)となっている。

 なお、デビュー45周年を迎えたピンク・レディーの公式Twitterも開設された。

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