突っ込む系のキャラが少ない
――さて、メンバーが7人になって不安はありますか?
高木悠未 突っ込む系のキャラが少ないことです。昔は姉さん達がバシバシ突っ込むから後輩も「ウェ〜イ」とかできるけど、ここでいったら舞菜とかさくらとか、けっこうボケるメンバーが多いというか。
小日向舞菜 私は突っ込みたくないんですけどね…。どちらかというとボケたいんです。
吉川千愛 舞菜は可愛いって自分のこと言ってるんですよ。
小日向舞菜 いや、本当に可愛いんです。
高木悠未 この時点でボケなんですけど(笑)。
小日向舞菜 ボケじゃないですよ。これは本気のやつです。普通に私は可愛いんです!
吉川千愛 舞菜は最年長なのにこういうこと普通に言うので、それに対して後輩は突っ込めないじゃないですか(笑)。
高木悠未 突っ込み役が少なくなったというのが、7人になってからは本当に大きいです。
――でも、話し合いは7人になってしやすくなりますよね?
坂井朝香 しやすくなりました。以前はメンバーでのミーティング自体があまりなかったので…。自分が何か言っても通らないということもありました。今はいつでも一緒なので遠征に行くときも7人だし、いつでもミーティングみたいな感覚もあります。
――どんな話し合いが多いですか?
高木悠未 ライブを良くするための話が多いです。
――以前よりも話し合いが出来ているなかで、最近のライブの手応えはどうですか?
高木悠未 対バンイベントはワンマンライブと違って自分達のファンの方達だけではないので、その人達を巻き込むということが本当に難しいです。この前、7周年のワンマンライブはみんなLinQを観に来てくれているから、ちょっと煽っただけでもみんなノリが良いし。
――そういう方々をどう巻き込んでいくかが今後の課題?
吉川千愛 色々試したりしているんですけど。戦略的なことも試したりして、煽りやMCで話しかけるようにしてみたりとか、イジるみたいのをやったり。
――お客さんをイジるというのは割と高等技術ですよね。それは誰が得意なんですか?
海月らな 現在の新体制ではさくらです。
――かなりイジりたおす?
新木さくら そこまでではないですけど(笑)。けっこうお客さんに話しかけたりはしますよ。
高木悠未 もう博多弁でバリバリと。
――今こうやって話してみると、みなさん博多弁があまり出ませんね?
小日向舞菜 博多弁は敬語が難しくて…。語尾が変わっているので、メンバーと話しているときはけっこう出るんですけど。でも、イントネーションの訛りとかは出たりします。
高木悠未 試しに博多弁で話してみます?(メンバー全員から博多弁が飛び交う)
――すごいですね…。可愛いところもあるのですが、思っていた以上に勢いがありました(笑)。
高木悠未 はは(笑)。博多弁は結構パンチがあるんです。私たちは博多弁の曲もたくさんありますよ!
――博多弁の曲は東京での受けはどうですか?
坂井朝香 曲のテンポとかその場のノリで楽しまれる方が多いと思います。あと歌詞が「とんこつ」しかない曲「とんこつこつ」は、ずっと2分間くらい<とーんこつこつ♪>という変わり種もあります。
吉川千愛 「とんこつこつ」結成1周年のときに出来た曲です。LinQはもうトータルで100曲以上あるのでバリエーションも豊富なんです。
――そうなるとワンマンをやるにしても曲選びが大変ですね。
高木悠未 曲数が多いこともあって“LinQあるある”で周年ライブはメドレーが多いんです。やっぱり多く披露したいのでいっぱい詰め込みたい(笑)。
――メドレーはパフォーマンスする側としては大変ですか?
海月らな はい。慣れたら凄く楽しいですけど。
高木悠未 逆にファンの人が大変だと思います。「ここで盛り上がろう」という時に曲が変わる時もあるから。