東京2020大会マスコット・デザイン決定、候補「ア」に
採用が決まったマスコット候補「ア」
2020年におこなわれる東京五輪・パラ五輪の東京2020大会マスコットのデザインが28日、発表され、候補「ア」が採用された。以下は概要。
<マスコット候補「ア」の概要>
▽オリンピックマスコット
伝統と近未来がひとつになった温故知新なキャラクター。伝統を大切にしながら、つねに最新情報もキャッチ。正義感が強く運動神経バツグンで、どんな場所にも瞬間移動できる。伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれた。
▽パラリンピックマスコット
桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター。いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。強い信念と自然を愛する優しさがあり、石や風と話したり、見るだけで物を動かせる。市松模様と桜を力強く表現して生まれた。
作者は、キャラクターデザイナー・イラストレーターの谷口亮(たにぐち・りょう)さん。1974年生まれ。1997年、カリフォルニア州Cabrillo CollegeをArt Majorで卒業。帰国後、オリジナルキャラクターの制作を開始。路上でキャラクターグッズを販売しながら人脈を培い今に至る。これまでの実績として、株式会社ベネッセのチャレンジタッチナビゲートキャラ『ニャッチ』などやAvexの『キューティ★マミー』2ndシングル「アイ・ワナ・ダンス」CDジャケットなどがある。
マスコット審査会座長の宮田亮平氏は「東京2020大会のマスコットのデザインがついに決まりました。この決定は、特に日本にとって、とても重要な役割を果たします。競技会場や街中、そしてテレビなどで、マスコットたちと会えることが、今から楽しみで待ちきれない思いです。子供たちは、日本の伝統とイノベーションを体現したマスコット案を選びました。東京と日本が持つ先進性と伝統が融合し、調和したとき、イノベーションが生まれることを意味する“Innovation from Harmony”という東京2020大会のブランド開発方針に合ったベストな選択であると確信しています」とコメントしている。
今回決定した東京2020大会マスコットは、ネーミングなどを経て、2018年7~8月に正式発表する予定。

野村萬斎「和の精神に富んだ式典に」五輪開閉会式演出へ意気込み
東京五輪、聖火リレーは福島県から「復興の火」
USAとTETSUYA、東京五輪盛り上げへ「世界一大きなダンスの輪を」
東京五輪まで1000日、クラシックコンサートで歴史紡ぐ 選手登壇
TOKIOの屋台骨・松岡昌宏、発言の節々から伝わるグループ愛
五輪引継ぎ報告会、全日程終える バッハ会長「Let’s go Tokyo!」
五輪引継ぎ報告会始まる、小池都知事「もったいないの思想を」
AIが武道館で無料ライブ、パラスポーツ盛り上げへ 観衆と熱唱
バッハIOC会長「未来への一歩」一部種目の被災地開催の意義語る