「センバツ応援イメージキャラクター」に任命された玉田志織

 モデルで女優の玉田志織(16)が21日、都内で『第90回選抜高等学校野球大会』を応援し盛り上げる「センバツ応援イメージキャラクター」の記者発表会に出席。イメージキャラクターに任命された。玉田は「舞台に立てなかった人たちの分まで頑張って欲しい」と出場選手に呼びかけた。また、会見ではグローブを身に付けキャッチボールする姿を見せ凛々しいフォームも披露した。

 玉田は昨年8月に開催された『第15回全日本国民的美少女コンテスト』で、過去に同じく米倉涼子や上戸彩が受賞している「審査員特別賞」を受賞した期待の新人。「センバツ応援イメージキャラクター」は昨年、モデルでタレントの岡田結実が務めている。

 この日は、3月23日から大阪・阪神甲子園球場でおこなわれる『第90回選抜高等学校野球大会』を盛り上げる「センバツ応援ポスター」もお披露目された。

 センバツを主催する、毎日新聞社取締役の広田勝巳氏は「高校野球の素晴らしさを全国津々浦々にアピールして頂きたい」と玉田への期待を述べた。

 イメージキャラクターに起用されたことについて、玉田は「野球のイメージキャラクターって凄く憧れて嬉しかったです。全力で応援したいなと思いました」とコメント。

 中学時代には応援部に所属していたという玉田。「何かに一生懸命打ち込んでいる姿に惹かれる」と言う。高校の授業で野球をする機会があったという玉田は「本当に難しい部分もあるのですが、やっていると楽しくて。テレビで見ていても野球選手の方々は感動を与えてくれて素晴らしいスポーツだなと思います」と野球への熱い想いを語った。

キャッチボールも披露した玉田志織

 センバツに対しては「高校生が野球をやっている姿は本当に輝いていると思います。応援団の方々と一丸となる姿を見ても感動を覚えました」と同世代の一生懸命な姿に心動かされた様子。

 そして「甲子園は野球選手が皆憧れる夢のステージだと思います。惜しくもその舞台に立てなかった人たちの分まで頑張って欲しいと思いますし、私も少しでも選手の方々の力になれるように応援したいと思います」とセンバツに出場する選手に向けて呼びかけた。

 先日、平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手と同じ宮城県出身の彼女。ローラースケートが好きで、母親とともに羽生選手が通っていたというスケートリンクに行ったことがあると言い「同じスケートリンクで滑れたことが嬉しいですし、おめでとうございますと言いたいです」と羽生選手との意外な繋がりを明かした。

 現在は、軽音楽部でボーカルを担当しているという玉田。SHISHAMOの「明日も」などをカバーしていると言い、文化祭のステージで演奏を披露したという。そんな玉田だが、女優として活躍するのが夢だと言い「すごく腹黒くて裏を持っている悪役や学園ものにも挑戦したい」と一風変わった役に興味があると話す。

 さらに、自分の学校と違う制服を着ることが夢だったという玉田は「歴代の先輩方はブレザーではなかったのですが、今回はブレザーを着れて嬉しい」と笑顔を見せた。

 会見ではグローブを身に付け、キャッチボール姿も披露。高校の授業でやっただけだと話していたが、様になった投球フォームを見せていた。【取材・撮影=松尾模糊】

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