韓国俳優で歌手のチャン・グンソクが11日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナでライブツアー『JANG KEUN SUK THE CRISHOW IV –Voyage‐』のファイナル公演を迎えた。昨年8月に発売したアルバム『Voyage』の収録曲を中心に“人生の喜怒哀楽”をテーマとして表現しながら、タイトル通りファンたちと続けてきた“旅”に終止符を打った。グンソクは「すごくいい旅でした。お疲れ様!」とスタッフや観客に呼びかけ、再び新たなる“旅”への一歩を踏み出した。

 『CRISHOW III』以来2年ぶりとなる今回のツアーは、昨年10月に神奈川・パシフィコ横浜 大ホール公演を皮切りに全国5カ所10公演をおこなった。ツアーは全席完売となり、ファンからの要望に応えて東京と大阪でアリーナ追加公演を実施。

 ライブは喜怒哀楽それぞれのテーマ毎に分かれて構成されており、ジェットコースターのように移り変わる世界観を披露。俳優ならではの表現力が存分に発揮され様々な姿を見せた。また、日本語での軽快なMCも健在で、“アジアのプリンス”チャン・グンソクの魅力を惜しみなく発揮し客席のファンたちを楽しませた。

会場の様子(C)FRAU INTERNATIONAL

 「Tomorrow」のステージではチャン・グンソクのデビュー25周年を記念してファンからのサプライズも。曲中でタイミングを合わせて一斉に掲げられたメッセージを見て歌いながらも嬉しそうな笑顔を見せ、その後のMCでは何度も「サランヘ(愛してる)」とファンたちへ大きな愛情を伝えた。

 アンコールでは客席に登場。アルバムのタイトル曲で自らが作詞した「Voyage」を歌いながら船の形をしたトロッコで会場を1周した。「すごくいい旅でした。皆さんのおかげでツアーが成功に終わりました。お疲れ様!」とバンド、スタッフそしてファンも含めた「TEAM JKS」に丁寧に感謝の気持ちを伝えた。

 そして約5カ月に渡っておこなわれてきたツアーの最後の曲は「家に帰ろう」。この曲ではいつも最後に「ただいま」と言っていたグンソクだったが、この日はツアーの最終日ということもあり「行ってくるね!」と挨拶し、15公演に及んだ全国ツアーの幕を下ろした。

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