YOSHIKIとGACKT「格付け」選択理由が話題「本物の一流は違う」
CM撮影時の模様などを語るYOSHIKI(撮影・松尾模糊)
GACKTが、X JAPANのYOSHIKIとチームを組んで挑んだ「格付け」。GACKTが個人連勝記録「55」を伸ばしたことや、YOSHIKIとの貴重な談話が話題となったが、格付けチェックの際の二人の選択した理由のコメントも話題になっている。
1日に放送された、芸能人の品格を問うバラエティ番組『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2018お正月スペシャル』(テレビ朝日系)。「ワイン」「和楽器」「味覚」「三重奏」「盆栽」「牛肉」の6つの格付けチェックに挑み、YOSHIKI&GACKTチームは全問正解で貫禄を見せつけた。そして、その違いに関するコメントが話題になっている。
例えば、ワイン。1本100万円のシャトー・ペトリュスとフランス・ボルドー産の1本5000円のテーブルワイン。これはYOSHIKIが挑戦。難しいですね、たぶん。100%Aです」と迷う表情を見せながらも危なげなく正解。選んだ理由を「香だけでわかりました。僕、アメリカに住んでますけど、100ドル以下、1万円以下のワインでも結構いいのはあるんですけど、5000円でしたっけ? それでこれだけの味がするというのは…。これだまされる人いるんじゃないですか?」とコメントした。
一方のGACKTは、琴・尺八・三味線を使った和楽器で、プロの和楽器奏者「日本音楽集団」とアマチュアの和楽器サークル「関東学生三曲連盟」の演奏の聴き比べに挑戦し、正解。その違いを、「和楽器の演奏で一番大切なのは阿吽(あうん)とずらしなんですよね。やっぱり、和楽器の演奏者で特に年配の方、キャリアが長い方が多いのは、そういうずらしを独特の呼吸でやれるというのが、一番大きな理由なんではないかなと感じます」と語った。
また、ヴァイオリンとチェロの三重奏で、3本の総額が39億円のものと、総額80万円の音色を聴き分けるチェック。これはYOSHIKIが挑戦し、正解。その違いを「響きが全然違うというか、音の深みというのが違う。同じ演奏者でもあれだけ響きが違うんだなと思いました。最初の10秒ぐらいでわかりました」と語った。
説得力のある理由がネットで話題になり、番組放送後にはネットユーザーからは「勉強になる」「本物の一流はやはり違うんだろうね」といったコメントが多く寄せられた。
また、チェックの合間にお菓子を数個も食べていたYOSHIKIの姿が意外だったようで、「あまりYOSHIKIさんのことは知らなかったのですけど、ファンになりました」「ビジュアル系バンドの頭振ってる人って印象が強かったけど、幼少期からクラシックや楽器に触れていて、育ちの良さがわかりました。良い意味で裏切られた」「YOSHIKIの株めっちゃ上がったわ」とYOSHIKIへの印象が変わったとの声もあふれた。
ちなみに、同番組の平均視聴率は関東地区で19・6%(ビデオリサーチ調べ)だった。
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