「りゅうおうのおしごと!」水木一郎と堀江美都子アフレコ終えて
INTERVIEW

「りゅうおうのおしごと!」水木一郎と堀江美都子アフレコ終えて


記者:編集部

撮影:

掲載:17年12月09日

読了時間:約5分

 2018年1月8日スタートのTVアニメ『りゅうおうのおしごと!』。2017年と2018年の2年連続で「このライトノベルがすごい!」の文庫部門で1位を獲得し、シリーズ累計100万部を突破するなど、勢いが留まるところを知らない原作のアニメに、「アニソン界の帝王」として知られる水木一郎と、「アニソン界の女王」と知られる堀江美都子が声優として出演することが決定した。=写真・画像=白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会

 二人は、日高里菜が演じる「雛鶴あい」の父親「雛鶴隆(ひなつる たかし)」と母親「雛鶴亜希奈(ひなつる あきな)」を演じ、数々のアニソンイベントでデュエット曲を披露してきた二人が夫婦役を演じることとなった。尚、彼らの出演は放送第2話からを予定している。

 また、アニメ公式サイトには、水木一郎・堀江美都子からのビデオコメントも公開になっている。12月某日にすでにアフレコを終えた二人。メッセージは以下の通り。

水木一郎・堀江美都子メッセージ

「りゅうおうのおしごと!」水木一郎と堀江美都子アフレコ終えて

白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会

水木一郎 前もってもらった台本とDVDを何回も観て、セリフが尺のなかに入るのか不安だったので、画面と台本を同時に見ることができないから「全部覚えてしまえ」とがんばって覚えようとしたんだけど、想像以上にたくさんのセリフを頂けたので諦めて、当日はミッチ(堀江美都子)から学びながらやろうと思って現場に入りました。

 スタジオではミッチが隣にいるってことでライブのステージでデュエットをしている気持ちで臨むことができました。

 ただ歌とアフレコはやっぱり全然違っていて、歌っているときのようなな言葉の立て方や感情の乗せ方ができてないと思われるかもしれませんが、自分としては精一杯がんばりました。本当にアフレコって難しいですね。声優さんという方々は本当に素晴らしいと感じました。

堀江美都子 今でも時々アフレコのお仕事に呼んで頂けるのですが、今日は久々にアフレコスタジオに入りました。やっぱり歌と違ってお芝居は出演者みんなで作り上げていく中で、今回は水木さんと私二人だけの収録になったんですけど、他の皆さんが収録された後の収録となったので息の間合いみたいなものを感じながら収録に参加することができました。

 聞いているだけでも楽しくなっちゃうほど本当にみなさんお芝居が上手ですよね。なので、この中にリズムを合わせて入っていくのが本当に楽しかったです。

 水木さんとはいつも一緒に歌を歌っているんですけど、お芝居になると別人のようでしたね(笑)。ちょっと違和感を感じましたね。

水木一郎 (笑)。緊張したからね。

堀江美都子 水木さんには音響監督さんからしっかりとしたディレクションがあったので私がアドバイスするようなことは無かったんですけど、時々ブレスのタイミングとかをちょっとサインを出したりはしましたね。

水木一郎 楽しかったですよね。たくさんセリフもいただけて、次のアフレコも楽しみだよね。

堀江美都子 もう無いかもしれないけど、また出させてもらえるようにお願いしておきましょうかね。

水木一郎 ミッチとは45年以上という、家族よりも長い付き合いなので、夫婦役ということはまったく違和感も不安もまったく感じなかったですね。本当に普段やステージの上や、楽屋で接しているのとまったく同じようにいられましたね。

堀江美都子 だいたいステージでもわたしがツッコミ役で、アニキがボケ役っていう感じの役割があって、今回はそんなキャラクターをいただけましたからね。

水木一郎 ぼくは正直そんなに将棋を知らないのですが、作品に参加させていただいて将棋に触れる機会をもって、知れば知るほど楽しくなっていくんだろうな、とすごく感じました。

堀江美都子 私も将棋を知らなかったのですが、昨今の将棋ブームのなかで私の中でも将棋に対するアンテナが立っていたので、この作品からお声がけいただけたのはタイムリーだなって感じてました。この作品は将棋が分からなくても、ドラマとしてお話しもキャラクター設定も本当におもしろくて、魅入ってしまいました。

 この作品を機会に、将棋に触れる人や興味を持つ人が増えるかもしれないですね。

 大人ではない主人公の将棋作品というのも本当に面白いですし、アニメも人気が出そうですよね。

作品情報

シリーズ累計100万部突破のGA文庫『りゅうおうのおしごと!』の待望のTVアニメ化が決定

▽あらすじ
玄関を開けるとJSがいた―――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳
「え?、・・・弟子?え?」
「・・・おぼえてません?」
覚えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。
ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していくのだった

▽STAFF
原作:白鳥士郎(GA文庫/SB クリエイティブ刊)
キャラクター原案:しらび
監督:柳 伸亮
シリーズ構成:志茂文彦
キャラクターデザイン:矢野 茜
美術監督:里見 篤
撮影監督:川田哲也
音響監督:本山 哲
音響制作:マジックカプセル
音楽:川井憲次
音楽制作:日本コロムビア
OPテーマ:Machico「コレカラ」
EDテーマ:伊藤美来「守りたいもののために」
プロデュース:ドリームシフト
アニメーション制作:project No.9

▽CAST
九頭竜八一:内田雄馬
雛鶴あい:日高里菜
夜叉神天衣:佐倉綾音
空 銀子:金元寿子
清滝桂香:茅野愛衣
水越 澪:久保ユリカ
貞任綾乃:橋本ちなみ
シャルロット・イゾアール:小倉 唯
神鍋歩夢:岡本信彦
雛鶴隆:水木一郎
雛鶴亜希奈:堀江美都子
ほか

▽放送情報
TOKYO MX 毎週月曜日 深夜0時30分~
サンテレビ 毎週月曜日 深夜0時30分~
KBS京都 毎週月曜日 深夜0時30分~
BSフジ 毎週月曜日 深夜0時30分~
三重テレビ 毎週月曜日 深夜0時35分~
AT-X 毎週月曜日 夜10時00分~
(リピート放送) 1月10日より毎週水曜日 昼2時~
1月13日より毎週土曜日 朝6時~
1月14日より毎週日曜日 深夜1時30分~
AbemaTV 毎週月曜日 深夜0時30分~
※放送・配信日時は予告無く変更になる可能性がある。

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