<写真>キムビアンカ 今年4月、メジャー配信デジタルシングルをリリースし、大きな反響を呼んだキムビアンカが、そのメジャーデビュー曲「ArcH QUEEN」のPVを7月20日にリリースした。
 「日本中のゲイに愛された女」という異名を持つ、キムビアンカは、自らバイセクシャルであることを公言し、多くのセクシャルマイノリティから強い支持を受けてきた。その抜群の容姿、華美な衣裳、挑発的なパフォーマンスと音楽性は、賛否両論を巻き起こすと共に、数々のライブオファーが殺到。その熱狂的な人気を受け、今年4月、ついにメジャーデビューを果たすこととなった。
 そのメジャーデビュー配信曲となったのが「ArcH QUEEN」だ。この曲は、日本初の"同性愛賛歌"であるとともに、派手な女装でショーパフォーマンスを行い、ゲイカルチャーにおける主役的な存在である“ドラァグクィーン”をテーマにした“ドラァグクィーン賛歌”でもある。執筆家という才能も併せ持つ彼女ならではの歌詞は、男性と女性の魅力を知り尽くすバイセクシャルならではの目線で唯一無二の世界観が表現されていると評判を呼んだ。
 また、曲の出来も去ることながら、更なる反響を呼んでいるのがそのPV。
 彼女の作品は過去にもYouTubeで公開されるや否や、その過激かつ大胆な内容に、圧倒的な口コミで広がりを見せ、1日約10,000再生を記録するも、アクセスピーク時に、日本では珍しい「未成年閲覧禁止」の認定を受け、PV映像が差し押さえられるという事態に発展。ネットユーザーを中心に大きな注目を集めた。
 そんな彼女の最新作となるメジャーデビュー曲「ArcH QUEEN」PVは、バイセクシャルであるアイデンティティを過激かつダイレクトに表現し、これまでメジャーレコード会社発信ではなかなか表現することができなかった「同性愛」を表現している。
 そして本PVの未公開フルバージョンが、満を持して7月20日に発売された。既に発売日当日には、強豪アーティストたちとおさえてiTunes Storeランキングにランクイン。
 "これまで存在し得なかった同性愛賛歌"は、セクシャルマイノリティ層を超えて既に各所から熱い注目を集めており、本PVのリリースを待ち望む声はとても多かった。
 楽曲同様に過激で熱狂的な盛り上がりを見せそうだ。ぜひ、この“問題作”をその目で確かめてみてはいかがだろうか。

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