<写真>ノックチャック 3月13日発売のシングル「さくららら」でメジャーデビューを果たすノックチャックのPVを、MMDPVで馴染みの「まさたかP」が手がけていることが分かった。
 2011年、ダンサーとしても活動している奈良出身のタリと、MC兼トラックメーカーとして活動していた愛知県出身のシュウが東京で出会い、結成されたノックチャック。アーティスト名には、『自分たちの音楽で、心のチャック(扉)をノックして開けたい』という意味を持っており、口ずさみたくなるメロディーにポップなサウンド、そして誰もが共感できる等身大のまっすぐな歌詞にも注目が集まっている。
 そんな彼らのメジャーデビューシングル「さくららら」は、さくらの咲く旅立ちの時、不安に立たされながらも思い描いた未来へ進むために支えてくれたのは“いつも繋がっている「仲間」”というメッセージを込めた友情・卒業ソングだ。
 このメジャーデビュー曲のプロモーションビデオを担当したのが、MikuMikuDance(以下MMD)を使った動画を制作し、大きな人気を誇る「まさたかP」だ。まさたかPにとっては、初の実写監督作品となるこのPV。ノックチャックの二人をイメージしたオリジナルキャラクターのノッキーとチャッキーが活躍しており、実写映像にキャラクターの動画をプロジェクターで投影した新しい技法を取り入れた画期的な作品に仕上がった。
 このPVのティザー映像は、現在Youtubeの『ノックチャックChannel』にて公開されている。そして、著名な音楽評論家である富澤一誠氏からもコメントが寄せられている。
 富澤一誠氏「今年もたくさんの卒業ソングが生まれたが、私が最も気に入っているのはノックチャックの『さくららら』だ。時代の気分を見事にとらえた卒業ソングだからである。これまでの卒業ソングは、卒業を背景にした情景描写や別れを惜しむ傾向が強かったが、時代を追うごとに変化し、先に進もうという意志のある前向きなものに変わりつつある。卒業だからといってセンチメンタルにはなっていられないのだ。前向きに進むしかない。必然的に卒業ソングも前向きな〈青春メッセージ・ソング〉になる傾向があるが、それを見事に表現しているのがノックチャックのさくらららである。この歌を聴いていると青春時代のあの頃がフラッシュ・バックしてくる。さくらららは今年一番の卒業ソングであり“桜ソング”ある」。

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