人気バンドの「かりゆし58」が、3月10日に真宗大谷派(本山・東本願寺=京都市下京区烏丸通七条)で開催される、東日本大震災被災者支援のつどい「いのちの響舞台(きょうぶたい)」に出演する。
 このイベントは「いのち、響き合う世界を願って」をコンセプトに、午前10時から御影堂でのお勤めと作家の高史明(コ・サミョン)氏による記念講演、また午後12時30分から、東本願寺白州特設ステージにおいて、人気バンド「かりゆし58」らが出演するコンサートを2部構成で開催される。世界最大の木造建築である東本願寺御影堂の広縁をステージとして、野外コンサートが、開催されるのは、初めて。
 第1部ステージでは、宗派と関連の深い団体や民族の音楽を中心として、過去の歴史の受け止めから生まれた、新しいつながりのかたちを伝えていきます。各々の立場・視点から、人間としてともにつながり合うことの大切さを、アーティストの言葉や音楽で表現する。
 第2部ステージでは、被災地に関係の深いアーティストを中心に、支援の輪を音楽やナレーション・映像でひろげる。被災地・被災者から発せられる、いのちの願いを受けとめ生まれる、それぞれの支援のこころを、表現する。
 また、第2部ステージでは、被災地の宗派関係者がメッセンジャーとなり、現地からの「言葉」(感話)を伝える。そのほか、会場内には、メッセージフラッグ・念珠制作など来場者が参加できるコーナーや、宗派の現地復興支援センター(FSC)をはじめとする宗派の震災復興に向けた活動紹介コーナーなどが併設される。

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