<写真>デイヴィッド・ギャレット クラシックとロックをクロスオーバーさせた第一人者として、新たな歴史を切り開く鬼才とまで呼ばれる、ドイツ出身ロックヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットさんのニューアルバムが22日に発売される。
 前作『ロック・プレリュード』(2009年)は、全米クラシカル・クロスオーヴァー・アルバム・チャートでは9週にわたってナンバーワンに輝き、40週以上にわたってトップ10内にランクされる驚異的なベストセラーを記録するなど、欧米での人気は爆発的だ。
 そして、その大ベストセラーに続く待望のニュー・アルバムがこの度ついに完成した。22日に日本リリースされるニュー・アルバムのタイトルは『ロック・シンフォニー』。ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」、ガンズ・アンド・ローゼズの「ノーヴェンバー・レイン」、エアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」、メタリカの「メタル・マスター」のようなロック・クラシックス。
 さらにはヴィヴァルディの作品とU2の名曲「ヴァーティゴ」をドッキングさせた衝撃の「ヴィヴァルディ vs ヴァーティゴ」、さらに「ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調 “運命”」のようなクラシックの名作を強烈なロック・スピリット溢れる自身の色に染め直した作品など、クラシックとロックをクロスオーヴァーさせた斬新なサウンドを編み出し続けるデイヴィッドさんの音楽的冒険心に溢れる意欲作だ。
 今作は、すでにドイツでアルバム・チャートで1位に輝いたほか、全米ではビルボード誌のクロスオーヴァー・チャートで1位を獲得するなど、既に世界中に旋風を巻き起こしている他、エアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」カバーには、日本でも人気沸騰中のオリアンティさんがゲストで参加しているのも見逃せないポイントだ。
 なお、このアルバムの日本リリースを受けて、デイヴィッドさんはプロモーションのため緊急来日が決定した。CD発売の翌日23日にはタワーレコード新宿店(17時30分開始予定)でミニ・ライブ&サイン会も開催するほか、今回の来日中に本人の強い希望で、都内でゲリラ的なサプライズ・ライブも行う予定となっているのでこちらも楽しみだ。
 また、「バイオリン早弾き世界一」のギネス記録を達成したり、音楽だけに留まらずモデルとして活躍し、さらには今年6月にアメリカ映画でスクリーン・デビューを飾る。

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