取材会に臨んだ松井珠理奈と宮脇咲良

取材会に臨んだ松井珠理奈と宮脇咲良

 SKE48松井珠理奈とHKT48兼AKB48宮脇咲良が16日、都内で開かれた、『豆腐プロレス』後楽園ホール大会(8月29日午後6時半)のスカパー!独占生中継決定に関する取材会に臨んだ。このなかで松井はプロレスを自身のアイドル人生に重ねた。

 『豆腐プロレス』はテレビ朝日系で放送されていた、女子プロレスをテーマにしたドラマ。宮脇演じる主人公がプロレス界のトップを目指す姿を描く。松井は主人公のライバルで、競合団体のスター選手を演じている。

 ドラマの世界観をリアルに再現するイベントが、8月29日に東京・後楽園ホールで、『豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール』と題して開かれる。2人も大会に出場予定だ。そのイベントを、スカパー!で独占生中継されること決まり、それに関する取材会がこの日、開かれた。

カメラに向けてポーズを決める松井珠理奈と宮脇咲良

 ドラマのなかでもトップを争い、48グループ内でも比べられることも多い2人。今年のAKB48選抜総選挙では、松井珠理奈は3位、宮脇咲良は4位だった。

 宮脇は「負けるのが好きな人はいないと思うので、勝ちたいなと思っています。年齢も近くて最近だとWセンターに立たせて頂いたりとか、比べられることも多いので、お互い切磋琢磨し合いたい」と意気込んだ。

 一方の松井は、宮脇を「ライバルが欲しいと思っていました」と讃え、「ライバルがいたからこそ今の自分があると感じているので、もっともっとそういうメンバーが増えたら48グループももっともっと楽しくなると思います」と語った。

会見後、握手を交わす松井珠理奈と宮脇咲良

 その松井は、新日本プロレスのG1決勝大会を観戦。試合を目の当たりし、感じることもあったようで「初めはパワーが強い人が勝つと思っていましたが、試合で倒れても起き上がる選手の姿を見た時に、ただ単に力が強いだけではなくて、精神的にも強くないと勝てないということを感じました。その時に自分のアイドル人生と重ね合わせて見て凄く感情移入して。これは自分がアイドル人生を生きるために必要なものなんだなと思いました」と述べた。

 また、プロレスで一番必要なことはと聞かれた松井は「やっぱり信じる、自分を信じることだと思います。戦う前に負けることを考える人はいないと思うので、勝つという気持ちを信じる。それをイメージする事が大事なんじゃないかなと思います」と回答。

 一方の宮脇は「いかに本気になるか。それこそ“マジ”。プロレスは格闘技とは違うといわれがちですけど、でもいざ自分が試合をしてみたときに、本気になれたからこそ流せる涙や感情があると思ったので、リング上に立ったからには本気で戦いたいと思います」と語った。【取材・撮影=木村陽仁】

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