香取慎吾、この20年は「人生トレーニング」ネットで大きな反響
元SMAPの香取慎吾が7日放送のフジテレビ系『おじゃMAP!!』のなかで、過去20年を「人生トレーニング」と表現。この例えに感銘を受けたとして、ファンを中心にネット上で大きな反響を呼んでいる。
この日の放送では、1999年9月にフジテレビ系で放送された「SMAP×SMAP特別編『香取慎吾ガンバります!』~夢のキャンバス鉄道~」のその後を放映。20年前に子供たちと一緒に電車に絵を描いた香取。歳月を経るなかで劣化が深刻になったキャンパス列車だが、香取はその修復作業のため20年ぶりに青森県・津軽鉄道を訪問した。
20年ぶりにキャンバス列車と再会した香取は「ボロボロだけど、これだけボロボロになるくらい、20年、俺がんばってきたんだな」としみじみと語り、「これから先、がんばるために今日、来るべくして来たのかな。1回、できるところまで綺麗にしないと、これから先、進めないんじゃないか」との心境を伝え、3日間におよぶ修復作業に取り掛かった。
香取は当時一緒にペイント作業をおこなった少年少女9人のなかで、いまも地元にいる当時の少年2人と再会。地元の塗装会社らの応援を得ながら修復作業を進めると、途中には20年前に一緒にペイントした女性陣も駆けつけた。香取は彼らに“20年”を一言で振り返るよう求め、「幸せ」「台風のような20年」「まだまだこれから」などの言葉が寄せられた。
町の人たちが多数訪れるなか、完成したペイント列車を披露。作業に関わった人たちは涙を流す一幕もあり、生まれ変わった列車を前に、仲間や子供たちとの「つながりを感じました」と語る人も見られ、20年の重みをそれぞれが感じている様子だった。
エンディングで香取は、自身にとっての20年を振り返った。「一言で表すと」と尋ねられると「人生トレーニング」との言葉で表現した香取。「これ以上ないんじゃないかってくらい楽しいことも経験したり、辛いこと、苦しいこともこれ以上ないんじゃないかというくらい経験したり」と“20年”を振り返った。
そして、「まだまだもちろん大変なこととかもあると思うけど、本当に良いことも悪いこともいっぱい経験できた20年だったから、それがあってこそのこれからだと思う」と目に涙を浮かべながら話していた。
この放送はネット上で大きな反響を呼び、ツイッターなどSNS上には「慎吾の姿、笑顔、言葉 一夜明けても胸に沁みます」「いろいろありすぎて言葉にならない。泣けた。 ただ、慎吾がとてもいい顔をしていた」「20年の香取慎吾の歴史。それは私たちファンにとっての歴史でもあるから」などとファンの感動の声が相次いだ。
さらに、香取の発した「人生トレーニング」の言葉にも大きな反響が上がり、「すぐには理解できなかったけどジワジワきて心に残る」「3日考えて 『人生トレーニング』と言った香取慎吾はまだまだこれから光輝くと確信した」「期待しよう、待ち続けよう」などのコメントが寄せられ、それぞれの20年を噛みしめながら次への意欲をかき立てられているようだ。
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