コラム
千葉・幕張でエアレース、轟くプロペラ音
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本媒体は千葉市美浜区に事務所を構えている。ライブなどが多くおこなわれている幕張メッセは目と鼻の先だ。その界隈できょう午前から、空気を切る飛行機のプロペラの音が轟いている。
飛行機レース『レッドブル・エアレース千葉』が今年も同地で6月3日・4日に開催される。きょうは大会に向けたテスト飛行といったところだろう。
小型の単発プロペラ機で、おおよそ6キロの海上コースを飛行し、その速さを競う。途中に設置された高さ25メートルのエアゲートを規定の順序で通過する。途中、大きく旋回したり、低空飛行を続けるなかで機体を俊敏に傾けるなど、迫力は凄まじい。
機体だけではない、目の前を通過する時に響くプロペラの音は、空気を切り裂く鋭利さとは異なり、こじ開けるに相応しく、轟音だ。平日のテスト飛行では騒音も懸念されているが、大会においては興奮の度合いを高めてくれるだろう。
音楽においては昨年、オフィシャル・サポートバンドとしてSiMとCrossfaithが大会を盛り上げた。今年は大会アンバサダーをGLAYが務めている。この大会のために楽曲「XYZ」を書き下ろした。TERUいわく「爽快感があり、GLAYにとっては珍しくパンキッシュな楽曲」。
GLAYと言えば、1999年に、この地で20万人を動員したコンサートを開くなど、縁がある。決勝の4日には、会場でライブをおこなうことも発表されている。GLAYの真骨頂のひとつ、疾走感溢れるナンバーで大会を盛り上げてくれるだろう。
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