テーマは20歳初のアルバム
――前回のインタビューで「曲のストックはたくさんあるから、すぐにまたアルバムが出来そう」と言ってましたね。
そうなんです。でも、ストックは今回使っていなくて全て新曲で、あまりに早くアルバムが出来て私もびっくりしてるんです。
――前作はギリギリ19歳の作品で、今作は20歳になって初めての作品です。
自分自身、20歳になったという事を忘れがちで、19歳の時とまだあまり変わらない気持ちではあります。でも今作に関しては20歳らしさを出したいと思っていて、前作よりは大人になったという部分を表現したんです。パワーアップして背伸びした曲を歌っていたり、カッコ良い曲が入っていたりするので、全体的に成長した私を見て頂きたくて、それをテーマにアルバムを作りました。
――ジャケットも前回よりもグッと大人っぽいな感じですね。
ジャケットや衣装からも“20歳感”を出そうと思って撮影しました。普段は20歳だという事はあまり意識していないんですけど、このアルバムは20歳初のアルバムというテーマで作ったので、制作に関しては20歳であるという事は意識していたんです。
――メイクでこんなに印象が変わってしまうんだなとも思いました。
だいぶ違いますよね。私も自分で「全然違うな」と思いました(笑)。前作ではジャケットがだいぶ幼く写っていたという事もあります。
――デビューをして4カ月が経ちました。
初めてのリリースイベントや、色んな方が出演されているイベントに出させて頂いたりとか、実際にファンの方々に会えたりしたんです。様々な機会を通して色んな人達に会えたという事が凄く良かった事です。
――ファンの方々とは近い距離でお会いしたり?
握手をしたりお話をしたり、実際に直接触れ合って曲の感想を聞けたりしました。自分が歌っている時には皆さんがどういう顔をして観て下さっているのかを見れた事が楽しかったんです。
――ファンにかけられた印象に残っている言葉は?
「デビューするのをずっと待っていた」と言ってくれる方や、「自分の事のように嬉しい」と言う方もいて、凄く嬉しかったんです。私の事を知らなかった人でもたまたま通りかかって歌を聴いてくれてCDも買ってくれて、「ライブがあったら行きます」と言ってくれる方もいました。
――手応えを感じたんですね。
実際に直接の反応に触れる事が出来たという事はとても大きかったです。