「劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」の初日舞台あいさつに登壇した柿原徹也、平野綾、釘宮理恵ら

「劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」の初日舞台あいさつに登壇したPOLKADOTS、柿原徹也、平野綾、釘宮理恵ら

 みみめめMIMIのタカオユキと、i☆Risの茜屋日海夏によるユニット・POLKADOTSが6日、都内でおこなわれた『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』初日舞台挨拶に登場、映画の主題歌「WHAT YOU ARE」を担当した感想などを語った。この日はメインキャストの柿原徹也、平野綾、釘宮理恵も登壇した。

 『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』は、人気コミック「FAIRY TAIL」の作者・真島ヒロ氏が、この映画のために描き下ろしたネームをベースに作られた作品で、魔導士の組合組織「魔導士ギルド」の一グループである“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”のメンバーが、人間によって葬られたドラゴンたちの怒りが宿るという杖をめぐって、冒険の旅を展開する様とともに、「FAIRY TAIL」の物語の起源を描く。

 作詞・作曲を担当したタカオは今回制作にあたり事前に絵コンテを見たり、原作者の真島氏と対面し話を聞いたりと、今までにない経験を得ており「なかなか曲を作るにあたって原作者にお会いすることはなかったので、すごく感激でしたし、曲作りに対してより真摯に向き合うことができました。絵コンテ(を見た時点)で泣いてしまいました」と有意義な制作だった様子を語った。

 また茜屋も、今回の歌唱にあたり「中学生の頃に読ませていただいたことがあって、それが今こうして歌という仕事で携われるなんて、当時は夢にも思っていなかったので、嬉しいです。まだ今ちょっとフワフワしています」と感激の余韻に浸っている様子。

 この日は映画のサブタイトル「DRAGON CRY」にかけて、登壇者の「CRYなエピソード」をコメント。タカオは小さい頃、アメリカに住んでいた時期を振り返り「友達がいなかった時に救ってくれたのがアニメで、アニメが大好きになったきっかけでもあるんです。その時からいつか自分が作った曲がアメリカで流れたらいいなと夢見ていたら、今回この映画がアメリカでも公開されるとお聞きして、帰り道にCRYしました」と一つの夢がかなったことを明かし、観衆から温かい拍手を受けていた。

 また、この日は原作者の真島氏がサプライズゲストとして登壇、長く付き合いのある声優陣と久々の対面を喜びながら、現在最終章に向かっている原作について「終わりに向かっているとは思うんですけど、みんながきっと『よかった』と思えるような展開になっていくと思うので、楽しみにしていてほしいと思います」と作品をアピールしていた。(取材・撮影=桂 伸也)

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