和田アキ子、MISIA&ももクロ有安に嫉妬した過去
歌手の和田アキ子が6日放送のフジテレビ系『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』にVTR出演。歌手のMISIAやももいろクローバーZの有安杏果に嫉妬した過去を明かした。
今年、歌手デビュー50周年を迎える和田。デビュー当時は、リズム&ブルースの女王と称され、魂のこもった歌唱で音楽界をけん引してきた。ところが、ある歌手がデビューして以降の18年間、嫉妬し続けているという。
VTR出演した和田は「彼女は割とハイトーン、高い声なんですけれども、厚みがあるんですよね」と語り、その歌手の歌声は「真似ができない。素晴らしい。本当に腹が立つ」と言い放った。
その歌手とは、MISIA。番組では名曲「Everything」を熱唱するMISIAの歌唱シーンをじっくりと流し、1998年に5オクターブの音域と日本人離れした歌唱力でデビューしたことを伝えた。
和田は自身のデビュー当時、「2オクターブ出たので、それもスゴイと言われていた」と明かし、MISIAの5オクターブの音域の凄さを“ドレミファソラシド”を例に説明。「それが全部出るんですから。歌に幅がある」とMISIAの歌声の魅力を語った。
さらに、新幹線の駅でMISIAに会ったという和田。「本当に小さい子なのに、なんであの声が出るんだろう」と不思議な印象を得たようで、「だから余計、嫉妬するんでしょうね。分けてもらえるなら、ちょっと声帯分けてくっつけたいですね」とMISIAへの嫉妬を率直に語った。
さらに、和田にはもう一人、「心を揺さぶる人物」がいるという。和田は「あの小さな体で、あのパワフルさは悔しいですよね」と語り、その人物がももいろクローバーZの有安杏果であることを明かした。
和田は2年前に音楽番組で有安と2人でコラボレーションしたエピソードを紹介。リハーサルになかなか現れない有安は、緊張で泣いていたという。
ところが、「本番、豹変しちゃったの」とその時の有安について語り、「急に靴を脱ぎだして、裸足で、踊りまくって歌ったんですよ。それ見て、私が緊張したんです。何これ!?」と驚いたことを率直に明かした。
困惑を誘われたという和田。番組では実際の有安のパフォーマンス映像を流し、激しいダンスや唸るような声を発した歌唱をする有安の横で、和田は驚いたような表情を見せていた。
和田は「自然と火花がパチパチでしたね」と話し、有安とのステージで歌手としての魂が燃えたことを語っていた。
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