NHK「みんなのうた」4月~5月にV6、AKB48ら新曲が登場
V6の新曲「太陽と月のこどもたち」が、NHK『みんなのうた』4月~5月放送に採用される。同番組ではAKB48の「願いごとの持ち腐れ」とシンガーソングライターの半崎美子の「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」の3曲が1カ月に渡り放送される。
『みんなのうた』はNHKのテレビ・ラジオで放送されている5分間の音楽番組。今回は3曲が採用された。
「太陽と月のこどもたち」は、同番組の2016年4~5月の曲「すっぽんぽんぽん」を歌ったシンガーソングライター・岩崎愛が手掛けた曲。壮大ながらも美しいメロディに、思いやりと温かみがあふれた歌詞が融合し、聴いている人の心にも寄りそう曲になっている。
「誰もが皆、太陽と月のこどもたちで生まれたことには理由があるんだよ」という優しいメッセージが詰まっている。同曲をV6が願いを込めて歌う。
「願いごとの持ち腐れ」は、『第84回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部』の課題曲。毎年、全国のおよそ1200校もの中学校が参加し、合唱日本一を競う『NHK全国学校音楽コンクール』の課題曲として、「夢」をテーマに制作された曲。
作詞を務めた、秋元康氏は「人は、みんな、願いごとがいっぱいあります。願うこと、夢を見ることは宝物です。それをそのままにしていてはもったいない。よ~く、考えると、本当の願い、叶えたい夢が一つだけ見えてきます。その一つを見つけることがしあわせなんだと思います」というメッセージを込めたという。
「お弁当ばこのうた ~あなたへのお手紙~」で半崎は、「弁当を作ることは、手紙を書くことに似ている」と解釈。書いている人は、読んでいるところを見られないが相手を想いペンをとる。弁当も、食べているところは見られないけれど相手を想い、心を込めて作っている。
弁当箱を空っぽにして返すことが、手紙の返事。たまに体調が悪く、残してしまうこともあるかもしれない。そのやりとりさえも体や心のバロメーターとして、互いをつなぐ便り。卒業するまで毎日のように繰り返される母と娘のやりとりは、愛情にしっかりフタをしてもれないように包んだ、温もりのある手紙。そのような想いが込められた曲となっている。
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