第67回NHK紅白歌合戦

 【第67回NHK紅白歌合戦、29日、リハーサル2日目、NHKホール】今年で8回目の出場となる嵐が、初めて大トリを務める紅白歌合戦。同日囲み取材に応じたメンバーは、それぞれが今年を締めくくるステージに身を引き締めているようで、松本潤は「相葉さんが優勝旗を持っている姿で今年を終われたらいい」と大役をまっとうしたい意気込みを語った。

 松本潤は「相葉さんが司会をやることもサプライズでしたけど、自分たちが大トリの大役を任されることに驚いている」と恐縮する心境を伝える。

 リーダーの大野智が「ギリギリまで本当にわからなかったし、まさか。ドッキリみたいな感じでした、感覚は」と話せば、二宮和也も「他人事みたい。『すごいね』って思っちゃって、震えてしょうがない」と、メンバーそれぞれが“大トリ”を務めることに身が引き締まる思いを抱えているようだった。

 今回の紅白は、司会を相葉雅紀が務め、最後に嵐が登場するという進行となる。そのため、相葉は「自分たちの歌が終われば楽になるかなと思ってた。『早めに歌いたいな』って心の中では思ってた。大トリと聞いてまたびっくりして、びっくり続きです」と苦笑いを浮かべ、緊張感が高まっているという。

 櫻井翔は相葉の司会を独特の言葉で応援する。「こんなことを言うのははばかられますけど、ある程度のハプニングは期待しますね」と笑いを誘い、「きっちり、かっちり、それはちょっと求めてない。ミスを恐れず攻めて、相葉君らしい司会を観たいですね」とプレッシャーをかけた。

 これに松本も同調し、「有村(架純)さんを引っ張っていかれるんじゃないかと思うんですけど、どうですか?」と紅組司会の有村架純をリードしていくことに期待すると、相葉は「いや、頼ってますよ、有村さんに」とノリボケで場を和ませていた。

 今回の紅白では「わかりやすい曲」と彼らがこれまでに歌ってきた曲をメドレー形式で披露すると話した松本。「紅白の司会をするのはすごいこと。相葉さんが優勝旗を持っている姿で今年を終われたらいい」と話し、相葉の後方支援を約束。2016年を締めくくる舞台を華々しく飾りたい意気込みを語った。

 今年の紅白歌合戦は「夢を歌おう」をテーマに、白組紅組合わせて46組が出場する。(取材・小野眞三)

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