EXILE佐藤「夢に向かって頑張って!」被災地・福島でダンス指導
参加者と記念撮影をおこなった佐藤大樹
EXILEのパフォーマー・佐藤大樹(21)が4日、福島県・猪苗代町総合体育館カメリーナで開催された「夢の課外授業スペシャル in 猪苗代」にダンスの先生としてサプライズ登場し、参加した幼稚園児から保護者まで約100人と一緒にダンスを繰り広げた。佐藤は「夢に向かって頑張って欲しいです!」とエールを送った。
佐藤の突然の登場に、会場の子どもたちは大喜び。授業では、課題曲の2003年11月のEXILEカバーシングル「Choo Choo TRAIN」の振り付けを佐藤が指導。ダンスが初めてという子どもたちも熱心に振り付けを練習し、佐藤が「皆さん出来ましたか?」と声を掛けると元気よく手を挙げて応えた。
2000年よりスタートした「夢の課外授業」は、各界で活躍するスポーツ選手やアーティストなどを講師に招き、本物と触れ合うことで子どもたちが夢や目標を持つためのきっかけになることを目指して活動している。これまでEXILE以外にも、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督や、バルセロナオリンピック柔道金メダリストの吉田秀彦氏、TUBEの前田亘輝など名立たるスポーツ選手やアーティストが参加している。
2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた猪苗代町での授業に佐藤は「音楽がかかった瞬間、みんなパワフルでエネルギッシュに踊ってくれて嬉しかったです。東北の皆様を少しでも元気づけられたら、良いなという想いもあったのですが、逆に皆さんにパワーをいただきました」と授業を振り返った。さらに「これからもダンスをどんどん踊って、それぞれの夢に向かって頑張って欲しいです!」とエールを送った。
2014年にEXILE加入後、積極的に本プロジェクトに参加している佐藤は「今回、祖父母の家があり小さい頃から毎年遊びにきていた福島県にEXILEメンバーとしてダンスを教えに来ることができ嬉しかったです。いつか国境を超え世界中の学校でこのプロジェクトを広げていけたらと思います!」とプロジェクトの展望について、意気込みを熱く語った。
参加した中学生も「最初は緊張もあってなかなか上手にできなかったけど、最後には笑顔で楽しく踊る事ができて、改めてダンスの楽しさを感じることができた」と充実した表情で話した。