元AKB48の川崎希(29)が1日放送のテレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況報告~』に出演。AKBグループに加入した理由を「社長になるためだった」と語り、店舗経営の際には“レジ金泥棒”の被害にあっていたことなどを赤裸々に明かした。

 この日の放送では、「女社長SP! 社長になった芸能人“ココだけの話”」とのテーマが設けられ、アパレル会社の社長を務める元AKB48の川崎が出演。その夫でタレントのアレクサンダーが登場し、「すげえ金あるんすよ、ぶっちゃけ」と指を2本立てて告白。具体的な金額には音声が被せられたが、川崎の年収にスタジオは驚きで包まれた。

 その川崎がAKB48に加入したのは「社長になるためだった」と告白すると、次長課長の河本準一は「うそでしょ?」と驚きの声。川崎は続けて、「有名な方が社長なりやすいと思った」と成功するためにAKB48に加入した衝撃の事実を明かした。

 AKBメンバーとして活動する最中、楽屋で他のメンバーがマンガ本を読んだり、携帯電話をいじっている際には、ビジネス本を読んでいたと話す川崎。「みんなにバレると変な子だと思われたり、ちょっとなんだこいつと思われるじゃないですか」と女性ばかりの中で浮いてしまうことを警戒し、ブックカバーを付けてマンガ本を読んでいるフリをしていたという。

 AKB48創設メンバーである川崎の在籍期間はおよそ3年。貯蓄できたわずか40万円を資金に、卒業した翌日には社長としての業務を開始。最初はメンズのTシャツなど「シンプルな物だけ、4型くらいでスタート」し、自分で紙に描き、グラフィックデザイナーに発注、ネットショップを開業して若い男性向けにTシャツの販売をスタートさせたという。

 川崎を応援していたファンがそれを購入してくれたことで、出だしから順調に売上を叩き出し、「1時間くらいで200万ちょっと売れて。だんだん軍資金を大きくして行って今に至る」と販売実績を語ると、スタジオは大きくどよめいた。

 「AKBに入ったおかげで」成功したと語る川崎は、渋谷の駅前にネイルサロン、新宿の一等地にエステサロン、恵比寿にレンタルドレスショップを同時開業するなど多角経営に乗り出す。ただ、当初こそ黒字で推移したものの、周辺に同業他店が出現することで価格競争に巻き込まれた。「もうやっても意味ないなと思って閉めちゃったんですけど」と赤字になる前に撤退を決断した逸話も明かした。

 さらに、川崎は撤退した別の理由も告白。「店舗だとレジ金泥棒とかいるんですよ」と話し、1日に2~3万円、月に100万円近い金額がなくなっていたという。従業員は若い女性だったためキツく言えなかった川崎は、レジに監視カメラを設置し、“レジ金泥棒”はいなくなったことを振り返っていた。

 現在はメンズは扱わず、レディース1本で営業しているという川崎。その理由として、「私が結婚したっていうのがあるんですけど、売れなくなって」とアレクとの結婚を契機に売れなくなったことを告白。ネプチューンの名倉潤は「ファンしか買わなかったんだ」と指摘すると、河本も「AKBのファンは結婚したら、そりゃ『うそーん』ってなる」とファン心理を代弁していた。

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