生放送で歌声とトークを届けた泰葉(撮影・橋本美波)

生放送で歌声とトークを届けた泰葉(撮影・橋本美波)

 シンガーソングライターの泰葉(55)が11月30日、都内で、niconico生放送内に開設した「泰葉チャンネル」を通じて、歌とトークを届ける番組『私しゃ、歌っちゃいますよ!~ハダカノココロで音楽を~♪~』(隔週水曜日午後8時、次回配信12月14日・28日)の生放送に挑んだ。

 生歌や様々なトークを繰り広げる約1時間の番組。今回は2回目の放送で、通信回線等の不具合に見舞われた前回放送のリベンジとなった。

 この日のスタートナンバーは、1981年9月21日発売のデビューシングル「フライディ・チャイナタウン」。歌唱力抜群の泰葉の歌声に、視聴者からは「待ってました!」「生歌すごいよ!」「すごい!カッコいい」といったコメントが殺到した。泰葉は、この楽曲が出来上がった当時のエピソードとして「私、歌手になったんだ! シンガーソングライターになったんだ! と実感してました」と語った。

 「れきしのじかん」と題した泰葉の小さい頃のエピソードを紐解いていく企画では、先日同窓会に行った話を披露。「実は、クラスで2番目にモテたんです!!」「東大生の方とお付き合いしました!」などと言った恋愛話を赤裸々告白。更に、学生時代におこなっていたミュージカルでの話なども明かした。

 「若い頃、彼氏とこういうデートがしたいなー!」という思いで制作した曲で、「フライディ・チャイナタウン」のカップリング曲「モーニング・デート」を歌い届けると、「リスペクトパパ」と泰葉の父・初代林家三平さんへの想いを語るコーナーへ。この日は初代三平さんの誕生日。芸事に厳しかった亡き父からはよく「泰葉! 歌いなさい!!」と叱られていたようで、そうした思い出話に花を咲かせ、「パパに捧げます」と、幼い頃に歌ったという思い出のラブソング「I’mplanet」を届けた。

 その後のコーナー「今夜、あなたに届けたい」では、泰葉が視聴者に聴かせたいナンバーをセレクトして演奏。今回は自身のライブでもあまりやらないという沢田研二の「君をのせて」をカバー。沢田の大ファンという泰葉は「私は良い男が大好きなんです!! ジュリー!!」と興奮気味に述べていた。

 更に、昭和の巨匠・阿久悠さんが作詞した沢田研二による「時の過ぎゆくままに」を歌唱、女心を歌ったボサノバのナンバー「空中ブランコ」も続けて披露。

 「ハダカノココロ」と題したありのままの想いを告げるコーナーでは、音楽活動を続けていく上での想いを語り「私は、好きな音楽をやり続けることに決めました!!」と宣言。ラストは「REMEMBER SUMMER TIME」を透き通る高音で歌い上げ、放送を終えた。(取材・橋本美波)

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