秦基博、予告と異なる映画「聖の青春」主題歌オリジナル版MV公開
秦基博
シンガーソングライターの秦基博が、19日に公開される映画『聖の青春』の主題歌で、最新曲「終わりのない空」のミュージック・ビデオ(『聖の青春』ver.)を公開した。同曲は8日に発売した、デビューから現在までの10年間で発表した映画主題歌全6曲が収録された配信限定ミニアルバム『秦基博と映画主題歌』に収録されている。MVはすでに公開されている予告編などとは異なり、完全オリジナルで制作。対局シーンを中心に構成された映像になっている。秦は「将棋を通した魂のぶつかり合い、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動を覚えました」と映画についてコメント。曲について「聖の手記から汲み取った想いを込めています」と主人公のモチーフである29歳で亡くなった実在の棋士・村山聖(さとし)さんが手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ」という言葉からインスピレーションを受けたと語った。
映画『聖の青春』は、作家・大崎善生氏の原作。100年に1人と言われる天才・羽生善治棋士と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、29歳で亡くなった実在の棋士・村山聖さんが、病と闘いながら将棋に全人生を懸けた物語を『宇宙兄弟』などで知られる森義隆監督が映画化。
幼少期から天才として“怪童”と呼ばれた村山聖さんの一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動作。村山聖を演じた俳優・松山ケンイチが、精神面そして、肉体面の両方から、役作りに挑んだ事でも話題となっている。
主題歌「終わりのない空」を書き下ろしている秦は「将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動を覚えました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した“人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ”という言葉から汲み取った想いを込めています」と語っている。
今回の「終わりのない空」ミュージック・ビデオ(『聖の青春』ver.)は、すでに公開されている映画の特報・予告編とは異なる内容で、完全オリジナルで制作された。ライバル関係にある村山聖(松山ケンイチ)と、羽生善生(俳優・東出昌大)の息を呑むような対局シーンを中心に構成された映像となっている。
秦基博は現在、全国6都市7公演、合計7万人を動員する10周年記念アリーナツアー「HATA MOTOHIRO 10th Anniversary ARENA TOUR “All The Pieces”」を開催中。来年5月には初の横浜スタジアムでのライブも決定している。
「終わりのない空」MV(『聖の青春』ver.)


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