陰陽座の新作『迦陵頻伽』

陰陽座の新作『迦陵頻伽』

 4人組ヘヴィメタルバンドの陰陽座が、30日におよそ2年ぶりとなるオリジナル・アルバム『迦陵頻伽(かりょうびんが)』をリリースする。本作は類い稀な美声で鳴くという半人・半鳥の姿をした想像上の生物である“迦陵頻伽”をモチーフとした仕上がりとなっている。また、発売に先駆け、同作収録の「愛する者よ、死に候え」のミュージック・ビデオが公開された。

 『迦陵頻伽』は、2014年9月にアルバム『風神界逅』と『雷神創世』を2タイトル同時発売して以来の新作。陰陽座は結成以来、和服や平安装束のような衣装を着用し、人間のあらゆる感情を映す妖怪を題材としている。今回もそれに違わぬ作品となった。

 発売に先駆け「愛する者よ、死に候え」のMVが公開された。同楽曲はパチスロ「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ」の主題歌にも決定している。原作のストーリーを想起させる演出と映像により、楽曲のテーマがより鮮烈に伝わる内容にもなっている。

 また、陰陽座は同作リリース後、12月13日の愛知県名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールを皮切りに全国3カ所をまわり、12月23日の神奈川県・パシフィコ横浜国立大ホールでファイナルを迎えるツアーを敢行する。

「愛する者よ、死に候え」MV full version.

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)