ウエンツ瑛士、WaT紅白出場時にマイクスタンドが倒れるも神対応
タレントで歌手のウエンツ瑛士(30)が、音楽デュオ・WaTとして初出場した2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』で、スタンドマイクが、サビを歌唱中の場面で倒れるというアクシデントがあった際、観客とともにその状況を切り抜けたことを振り返った。
26日放送された、フジテレビ系『中居正広の神センス☆塩センス!! あの時どうすりゃよかったの!?』にウェンツはゲスト出演。番組では、突然訪れた予期せぬ様々な出来事に対して自身が取った行動を振り返り、スタジオゲストがその対応を批評。また、街頭でも100人にアンケートを実施し、その対応が“神対応”かどうかを多数決で判定した。
ゲスト出演した、女優で歌手の三田寛子は、1968年から90年にかけて放送されていたフジテレビ系の生音楽番組『夜のヒットスタジオ』でマイクトラブルが発生し、曲の途中で演奏が中断。慌てて、当時番組MCを務めていた井上順が新しいマイクを手渡すも、三田は「あ~、三田寛子です…」とマイクテストのような対応しかできなかった体験を明かした。
これを受けウエンツは、「紅白歌合戦のとき、歌っていて僕と(小池)徹平のスタンドマイクが(曲の)サビに入る直前に、ポンと横に倒れたんですよ」と、WaTとして初出場した2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』の放送中に起きたトラブルを振り返った。
2人の周りをぐるぐる回りながら撮影していたカメラのケーブルがスタンドマイクに絡まり、カメラマンの移動とともにスタンドマイクが倒れたという。その際、2人は頭上にある音声のガンマイクに向かって大声で歌ったという。しかも、会場の観客が一緒にサビを歌ってくれたことによって、何とかこの状況を切り抜けたという。
また、ライブ中に音源が止まり、アカペラで歌うことになったことがあったという舞祭組・二階堂高嗣(26)は「(アクシデントを)逆に楽しまないとダメですね」と逆境も心持ち次第であることを力説した。
三田は当時を振り返り「あの時は歌い終わって、荷物まとめて田舎帰ろうって、決意したくらい覚悟してた」と現在とは少し違う業界の雰囲気を語った。
ちなみに、WaTは2002年に結成され、ほぼ毎週日曜日に代々木公園近辺で路上ライブをおこなっていた。紅白には2005年のメジャーデビューから、史上最短(1カ月29日)で初出場して以来、4年連続で出場している。初出場時はデビューシングル「僕のキモチ」を披露した。
そんなWaTは今年2月に解散。SKE48の谷真理佳は、2月にWaTがテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演し、活動に終止符を打った際、ツイッターで「小学生の時、車の中でお母さんとWaTさんの『僕のキモチ』聴いてたなぁ」とつぶやいていた。
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