写真・クリス・ブラウン来日公演延期

ビザが下りずに来日公演が延期となったクリス・ブラウン

 米歌手のクリス・ブラウンがビザを取得することできず、9月26日・27日に東京国際フォーラムホールAで予定していた来日公演が延期となった。

 ジュエリーをめぐり、クリスが自宅で女性に銃口を向けたとされている件で捜査が進められているため、クリスは日本におけるワーキングビザを取得することができず、来日公演を延期せざるを得ない状況となった。

 ある領事館関係者は米芸能ニュースサイト「TMZ」の取材に、日本は犯罪歴のある者や公開捜査の対象になっている者が入国することに対して厳しく対応していると話している。

 コンサートチケットの販売元のウェブサイトでは、ビザの問題で公演延期が発表され、購入したチケットはそのまま有効であるものの、払い戻しにも対応するとしている。

 クリス自身は、問題となっている事件について無罪を主張し、またその銃口を向けられたとする米モデルのベイリー・カランの主張に対する「真実」がいずれ明らかになるだろうとしている。

 クリスは先日、「この事件とこの状況についての真実が明るみに出るのが待ちきれないぜ。俺のイメージ、人としての俺、俺の誠実性が傷つけられているからね。本当に自分を応援してくれている全員が俺、そして、真実を言っていること、真実を見てくれていることが嬉しいよ」と話していた。

 この事件において、通報したとされるベイリーは友人にメッセージを送っており、その内容をクリスとその弁護団が公にしていた。

 そのメッセージには「クリスの友達のジュエリーを偽物だっていったら、このおかしなクリス・ブラウンが私の彼の家から追い出したのよ。クリスのことをはめるわ。警察に電話して、クリスが私を撃とうとしたっていうわ。それで彼も学んでくれるでしょうね。彼をはめるてやるわよ」と書かれていたようだ。

 さらに、クリスの弁護人マーク・ゲラゴス氏は、警察がクリスの自宅を捜査をしたものの、ベイリーがいうような銃やジュエリーを発見することはなかったとし、またクリスの自宅の監視カメラの映像が調査中であることからさらに真実が明るみになるだろうとしている。

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