南野陽子、GLAYと気志團を無視したタクシーを難なく止める
女優で歌手の南野陽子が、気志團の綾小路翔とGLAYのTAKURO(Gt)の2人を乗車拒否したタクシーを難なく止めたという。一部始終を見た綾小路は「止まるよね、GLAYと気志團は無視されても“南野陽子”は止まるよね」とオーラをまとった南野を見て、納得したと当時を振り返った。
30日、TBS系『Good Time Music』では「80年代女性アイドル講座」と題した企画を放送。氣志團とアニメソング歌手のきただにひろしがゲスト出演した。芸能界きっての80年代女性アイドルファンだというタレントのミッツ・マングローブを講師に迎え、80年代に活躍した女性アイドルの魅力を解説、当時のエピソードなども語られた。
ミッツが、1985年に放送されたフジテレビ系ドラマ『スケバン刑事』シリーズ第2作『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で主役を演じ、一躍ブレイクした南野陽子ついて解説。その中で歌手の中森明菜が後年、当時活躍していた女性アイドルでもし喧嘩したら負けそうなアイドルは誰か尋ねられ、中森は南野の名前を挙げたという逸話を紹介。ミッツは「負けん気の強さがあったんでしょうね」と彼女の芯の強さを推測した。
綾小路翔は以前GLAYのTAKURO(Gt)と2人でタクシーを止めたところ、乗車拒否されたエピソードを明かし、そのタクシーが少し走った後、停車したのを見て「俺たち無視して誰だよ⁈ と思ってその乗客を確かめたら、南野陽子さんだった」という。綾小路は「止まるよね、GLAYと気志團は無視されても“南野陽子”は止まるよね」と当時もただならぬオーラをまとった南野の姿を思い返した。
南野は、1985年に「恥ずかしすぎて」でデビュー。1987年に「楽園のDoor」で初のオリコンチャート第1位を獲得した。90年代には女優業に専念。1992年に映画『寒椿』、『私を抱いて、そしてキスして』に主演し、同年、日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した。今年2月にはデビュー30周年を記念し、約25年ぶりとなるソロコンサート「NANNO 30th ANNIVERSARY ~南野陽子デビュー30周年記念コンサート~」を大阪・東京で、計6公演開催した。
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