YOSHIKI、メキシコで3000人魅了 暴雨風をも吹き飛ばす
メキシコの現地ファンに応えるYOSHIKI
X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』が現地時間28日、メキシコ・グアナファトで開かれた、ラテンアメリカで最も権威があるとされる「グアナファト国際映画祭」が上映され、その後、YOSHIKIはソロパフォーマンスをみせ、現地ファン3000人を魅了した。
世界遺産に指定されているグアナファトの街で開催された、グアナファト国際映画祭。会期中は延べ10万人の来場客が訪れる。その映画祭のクライマックスとも言えるステージで、125カ国4000作から唯一選ばれた『We Are X』が上映された。
YOSHIKIは現地時間27日にメキシコ入り。その夜からグアナファトは暴風雨に見舞われ、一時は野外イベントの開催も危ぶまれたが、日本からの思いをメキシコに伝えようというYOSHIKIの熱い思いが叶ったのか、イベント直前に暴風雨が奇跡的に止んだ。
メキシコ各地から長い時間をかけて現地を訪れたファンのみならず、今回のパフォーマンスを初めて見た映画祭関係者、セレブからも大絶賛を受け、感動の渦に巻き込んだ。
このイベントの主催者でオペレーションディレクターのパトリシア・クグラー氏はこのパフォーマンスを見て「X JAPANのパフォーマンスはメキシコで見たことがありますが、YOSHIKIさんのソロのパフォーマンスは初めて見ました。気が付いたら感動で涙が流れ、パフォーマンスに釘付けになりました」と語った。
この日演奏を行った野外ステージは、メキシコを代表する歴史的建造物「ALHONDIGA DE GRANADITAS」にこの日のために特設され、3000人以上の聴衆が豪雨の中YOSHIKIの登場を待ち望み、それに応えるかのように感動のパフォーマンスで聴衆をノックアウトした。
また当日は、映画祭主催のメインイベント、『WE ARE X』のVIPのみが招かれるプレミア試写会とレッドカーペットイベントにYOSHIKIも招待され、ラテンアメリカ中から集まった錚々たる人々、駐メキシコ日本大使や駐日本メキシコ大使を含む大勢の業界の著名人たちが駆けつけ、試写会の後にはスタンディングオべージョンが続き、拍手が鳴りやまなかった。
現在、YOSHIKIが世界各国で積極的に参加している国際映画祭での活動から、X JAPANのみならず、YOSHIKIのソロパフォーマンスに関するオファーが世界中から殺到しており、近々大きな発表がある予定。
ドキュメンタリーフィルム『WE ARE X』は今年1月に米サンダンス映画祭で最優秀編集賞、そして3月には米テキサスのサウスバイサウスウエストでも最優秀オープニングタイトルデザイン賞をそれぞれ受賞。6月にはシアトル国際映画祭、モスクワ「Beat Film Festival」そして、上海国際映画祭にてスクリーニングされた。世界中の映画祭からラブコールを受けている同作はこの秋、米国で初公開される予定で、日本での公開日発表が待ち望まれている。
- XポーズをきめるYOSHIKI
- YOSHIKI
- パフォーマンスの様子。ストリングスとの協奏
- パフォーマンスの様子
- 左から桃井かおり、原田眞人監督、山田彰駐メキシコ日本大使、YOSHIKI、カルロス・アルマーダ駐日メキシコ大使、サラ・ホック氏(グァナファト国際映画祭 エグゼクティブ・ディレクター)
- メキシコの現地ファンに応えるYOSHIKI
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