小室哲哉、プリンスに「影響を受けた」彼らとは「同い年」
音楽番組の公開生放送に出演した小室哲哉とMAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニー
小室哲哉がMCを務める、AbemaTVの音楽番組『TK Music FRESH! by AWA #2』が24日、東京・原宿のHARAJUKU Abema Studioで公開生放送され、小室とMAN WITH A MISSION(マンウィズ)のジャン・ケン・ジョニーが国内外の音楽動向について語り合った。
同番組は、小室が気になるアーティストをゲストに招き、1時間にわたって、自由気ままにトークを展開する内容。音楽について、より踏み込んだトークが展開されるとして、過去2回の放送で好評を得ている。
小室とはこの日が初対面のマンウィズのジャン・ケン・ジョニー。小室が、彼らの音楽を知るきっかけとなったのは、サッカー・スペインリーグのテレビ中継のエンディングだったといい、初めて聴いた印象を「ヘビーロック、ギターのリフが止まりそうな重さがあって。コードの動きがちゃんとした洋楽ロックなのに、上に乗っているコーラスなどがポップで。ロックだけどポップっぽい、そこが上手いなと感心した」と語った。
マンウィズは国内外で人気を集め、特に海外フェスなどで高い評価を得て、ワールドツアーも実施している。このため、トークは海外の音楽事情にもおよんだ。
小室は、先日亡くなったプリンスさんについて「彼の存在は大きい。マイケル、マドンナ、プリンスは同じ年、僕も。彼らはCDを10億枚ぐらい売っている。80年代、もしかしたらマイケルよりもプリンスの方が影響を受けたかも。打ち込みをやるのが早かった。アイドルのような感じだったのでどうやっても真似ることができなかった」と述べた。
また、映画『007 スカイフォール』などの主題歌「スカイフォール」などで知られる世界的歌手のアデルにも触れ「プリンスもそうだけど、一番はアデルだね。今年出した作品が良すぎて、アデルショックを起こしている。プロの人たち、ハリウッドの人たちがショックを受けている。なんでこんなに良いものができるのと。業界の人でめちゃくちゃ人気がある人達がショックを受けていて。僕も聴いて鳥肌が立った」と絶賛した。
マンウィズのように、日本出身のアーティストが海外で活躍するケースが増えている。なかでもBABYMETALは、アイドルとヘビーメタルが同居する異色のスタイルで海外でも人気を集めている。彼女達について、小室は「マンウィズからするとあの子たちは何に入る? ロックに入る?」と質問。ジョニーは「形としてはああいうパフォーマンスで、そこで物凄くヘビーなサウンドになっていて、それでロックに聴こえる。その形が新しいという事で世界中で評価されている」と世界の評価を伝えた。
番組では、小室がAWA登録楽曲から、テーマに沿って独自のプレイリスト『TK リコメンドプレイリスト』を作成するコーナーも実施された。今回は「TKが気になる邦楽ロックサウンド」として、「FLY AGAIN」MAN WITH A MISSION、「TIME TO COUNT DOWN」TM NETWORK、「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」UVERworld、「AHEAD」VAMPS、「会心の一撃」RADWIMPS、「十七歳の地図」尾崎豊、「BORN TO BE FREE」X JAPAN、「ワタリドリ」[Alexandros]を選んだ。
なお、同番組のアシスタントは、レーザーラモンRGが務めた。小室、そしてマンウィズの「あるあるネタ」を披露していた。


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