乃木坂46生駒里奈(撮影・小池直也)

釈明した生駒里奈

 乃木坂46の生駒里奈(20)が、タモリへの“珍質問”がネット上で話題になっている。漫画家・赤塚不二夫さんの『おそ松くん』を土台にしたアニメ『おそ松さん』について、赤塚さんと深い親交のあったタモリに「おそ松さん知ってますか?」と質問。これをめぐってネットには疑問の声があがり、生駒がブログで釈明するなどの騒動になっている。

 物議を醸したのは、10日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』でのこと。乃木坂46として出演した生駒は、司会のタモリとのトーク時に、アニメ『おそ松さん』にハマッていることを説明。そして、タモリに対して「おそ松さん知ってますか?」と質問した。

 アニメ『おそ松さん』は、赤塚不二夫さんの「おそ松くん」を土台に、松野家の6つ子が20歳を過ぎてもニート生活を送っているという設定で描かれるギャグアニメ。赤塚さんとタモリさんは下積み時代から深く交際し、2008年に赤塚さんが逝去された際には、タモリが白紙の弔辞を読み上げて話題になるなど、2人の絆の強さに胸を打たれた人は多い。

 そうした背景の中での生駒の発言。ネット上では、赤塚さんとタモリの関係を把握していないのではとの疑いを持ったようで、「こういうのゾッとする」「タモさんのこと何も調べないのかな」「周りの人間が怒る」「こんなこと聞くなよ」などと厳しい声が挙がった。

 自身のブログを更新した生駒は、Mステでの出来事についてあらためて説明。「Mステ内でアニメおそ松さんについて触れる所がありまして、生放送の短いトーク時間に全てを語るのはやはり難しく、赤塚不二夫先生とタモリさんの関係性といいますか、ちゃんと私は理解した上でのトークでした!」とし、赤塚さんとタモリの絆を知ったうえで話をしていたと伝えた。

 そして、「だから、いろいろ本当に作品が大好きな方々に私なんかが喋ってしまった事で、不快な思いをさせてしまったかもしれません。でも、テレビで話すという事はファンが多い作品の事を話すという事は歴史のある作品の事を話すという事はとても難しいです!」と本音ものぞかせた。

 さらに、「だから、せっかくの楽しい時間、疑問やモヤモヤした気持ちにさせて本当にすみません。ですが、私も1ファンとして、たまたま乃木坂46としてお仕事させてもらっている身なので。。。皆さんの目に触れる時、嫌な思いをしないように取り組んでまいります!! よろしくお願い致しますっ!!」とメッセージを寄せている。

 生駒の発言の真意は、あくまで『おそ松くん』のその後を描いた作品がいま、若者の間で人気になっていることを説明しようとしたと思われる。それだけに、ネット上では「おそ松さんを知ってるのか聞くのはおかしなことじゃないだろ」と生駒を擁護する声も挙がっている。

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