吉田鋼太郎と藤原竜也、役者人生に寄り添ってくれた歌とは
ミュージックポートレイトに出演する吉田鋼太郎と藤原竜也
俳優の吉田鋼太郎と藤原竜也が9日と16日、NHK・Eテレ「ミュージック・ポートレイト」に出演する。ともに日本の演劇界を代表するトップスターが、芝居を、女性を、そして人生の師・蜷川幸雄さん(享年80歳)を語り尽くす。下積みを重ねた日々。若き日の吉田に、寄り添ってくれた歌とは。そして、壮絶な稽古の日々の中、極限まで追い込まれた藤原の背中を押してくれた歌とは何だったのか。第1夜では人生の前半1曲目から5曲目までを紹介、第2夜は人生の後半6曲目から10曲目までを紹介する。
異なる道のりを歩いてきた二つの人生が、音楽を通して響き合う。俳優・吉田鋼太郎と俳優・藤原竜也。ともに日本の演劇界を代表するトップスターが、芝居を、女性を、そして人生の師・蜷川幸雄さん(享年80歳)を語り尽くす。
2014年、連続テレビ小説「花子とアン」に出演し、大ブレイクを果たした吉田。いま、”日本で一番モテる中年男性”とも呼ばれ、渋い演技と大人の色気で見る人の心をとらえ続ける。57歳、遅咲きの俳優・吉田の実力をいち早く認め、スポットライトを当てた人こそ、演出家・蜷川幸雄さんだった。役者としての生き方を追い求め、下積みを重ねた日々。若き日の吉田に、寄り添ってくれた歌とは。
一方、15歳でデビューした藤原竜也。芝居経験が一切ないにもかかわらず初舞台のロンドン公演で見事に主演を務め、”天才少年“と絶賛を受けた早熟な役者。以来、繊細な少年から悪役まで演じきる高い演技力と端正なルックスで人気俳優として活躍している。
そんな、藤原を見出し育ててきたのも蜷川幸雄さんだった。「鬼」とも呼ばれた蜷川による壮絶な稽古の日々。極限まで追い込まれた藤原の背中を押してくれた歌とは。年齢差23歳、「遅咲き」と「早熟」対照的なキャリアを持つ吉田と藤原。しかし、2人の役者としての人生は、5月12日に亡くなった演出家・蜷川幸雄さんとの絆で結ばれている。
奇しくも蜷川幸雄さんが亡くなる12日前に行われた今回の対談。人生の師・蜷川との葛藤や衝突、そして、深い感謝が語られた。第1夜では人生の前半1曲目から5曲目までを紹介、第2夜は人生の後半6曲目から10曲目までを紹介する。
【番組情報】
ミュージック・ポートレイト
第1夜 6月9日 22:00~22:44
第2夜 6月16日 22:00~22:44