畑芽育、“別人級”の変貌!?　吉田鋼太郎「女優は怖い」：映画『事故物件ゾク恐い間取り』製作報告会見【エンタメ】

畑芽育

　渡辺翔太(Snow Man)、畑芽育、吉田鋼太郎、中田秀夫監督が16日、都内で開催された映画『事故物件ゾク恐い間取り』製作報告会見に登壇した。クランクアップを迎えたばかりのキャスト・監督が撮影エピソードを語った。

　主人公「事故物件住みますタレント」桑田ヤヒロを演じるのは、本作が単独映画初主演となる渡辺翔太(Snow Man) 。ヤヒロの恋人春原花鈴役に畑芽育、ヤヒロが所属する芸能会社社長の藤吉清役に吉田鋼太郎が演じる。

　１作目『事故物件恐い間取り』に引き続きメガホンをとるのは、『リング』(98)で日本映画界のホラーブームを牽引しハリウッドへも進出、その後も数々のヒット作・話題作を生み出し続けるホラー映画の名手・中田秀夫氏。原作は実際に事故物件に住みつづける松原タニシによる『事故物件怪談恐い間取り』シリーズ(二見書房)。「恐すぎて部屋に入れない」とノンフィクション・ホラーとして絶大な人気を誇り、シリーズ累計25万部を記録する、実体験による著書が、スケールアップして映画化。

　中田組に初参加となった畑は、「私は少しだけ遅れての参加だったのですが、すごく空気感を作り上げてくださっていました。順調にいきすぎて、毎日早く帰ることができてました。すごく順調でしたよね？」と話すと渡辺は、「監督がこの時間までにこれを撮り切るみたいなことを、たぶんその日の朝に想像しているのか、本当に早く終わったりして。畑さんはすぐバーって帰って、女優さんって帰るの早いなあって（笑）」と話すと畑は、「そんなことないです（笑）すごく名残惜しく帰りました」と述懐した。

　また畑は渡辺がシャンプーとトリートメントの大きいボトルを持参して現場に来ていることが気になったという。それについて渡辺は、「家に帰らずに、そのままお風呂屋さんに行きたいから」と理由を明かす。「そういう細かいところをすごい見られる」と畑の観察力に関心しているよう。

　続いて、撮影で怖かったことを聞かれた吉田が、「畑さんとは１日だけご一緒した日があったんですよ。初めましてで、かなり重要なシーンを撮ったのですが、ちょっと感じ悪かったんですよね…」と話す。慌てる畑を横に吉田が続けて「なんかちょっとツンツンしていて、こういう人もいるんだろうなと思って。でも、今日会ったわけですが、これ誇張でも何でもなくてもう別人なわけです。怖いんですよ、女優は」と当時の畑の雰囲気を話すと、渡辺も「めっちゃわかる」と吉田に共感。

　中田監督はその理由を考えたという。「吉田さんとの場面はすごく重要であそこでグッと感じを出さなきゃいけない。そのシーンのためにわざとちょっとツンとしていたといいますか。そこで朝一から笑っているとたぶんちょっとお芝居に…」と撮影のためにそう振る舞っていたんじゃないかとフォローすると、畑も「それはあるかもしれません。決して気難しいとかそういうことではないです（笑）」と弁明した。