ジャッキー・チェンがプロデュースするJJCC、日本デビュー

お披露目会見をおこなったJJCC(撮影・桂伸也)
2日、都内でジャッキー・チェンがプロデュースするK-POPグループ、JJCC(ジェージェーシーシー)のお披露目会見会が行われ、メンバー6人が会見に応じ、日本デビューの意気込みなどを語った。会見ではジャッキーに「あなたたちが舞台を楽しめば、きっとファンの方も楽しんで素晴らしいステージになる」と金言を授かったエピソードも語られた。
JJCCはオーストラリア系中国人のイコ、ユル、アメリカ生まれの韓国人であるエディ、サンチョン、ジカ、シンバという6人で、2014年に結成されたグループで、香港出身の国際的人気を誇る映画俳優、ジャッキー・チェンがプロデュースを行っている。
この日はジャッキーから日本デビューを果たした彼らに対し「JJCCはこれからも真面目に一生懸命努力して、さらなる成長を目指すことを期待しています」と、エールを送るコメントがサプライズで披露された。その満面の笑顔でコメントしたジャッキーに対しイコは「私たちには逆に『しっかりしろ!』という怖いメッセージを受け取ったように思います」と気を引き締めた様子を見せた。
一方でまた、イコはかつてジャッキーより「あなたたちが舞台を楽しめば、きっとファンの方も楽しんで素晴らしいステージになるはず」というアドバイスをもらっていたことを明かす。そんなジャッキーに対しユルは感激しながら「教えていただいた通りのことができるように、すばらしいJJCCになっていきます!」とこれからの意気込みを語った。
サンチョンは、日本での目標を「ぜひ東京ドームで、満席の中でコンサートをやりたいです!」と語った。「K-POP界の新星としてライバルは?」とたずねられるとシンバは「私たちには競争相手、というものはいません。同じ業界の仲間として、自分たちの道を自分たちの力で進んでいきたいと思っています」と答えた。そしてエディは「本当に日本デビューができることをうれしく思っています。これからもますます成長して、礼儀正しいグループになっていきたいと思います。宜しくお願いいたします!」とこれからの展望を述べた。
JJCCは、今年3月にリリースされたシングルの日本語版『今すぐに』で、4日に日本デビューを果たす。ジカはシングルのミュージック・ビデオについて「今までは個性の強い、男らしい姿をアピールしてきましたが、今回は皆さんの彼氏になって、各自それぞれの色の違いをみせることがコンセプトになっています」と、日本デビューで今までとは違った一面を見せることをアピールしていた。(取材・桂伸也)