BREATHEが突然の活動終了、多田和也「不安拭えなかった」
2014年にリリースされた「Share Happiness」のミュージックビデオ(YouTubeのavex公式チャンネルより)
LDHに所属する、宮田慧と多田和也によるボーカルユニット、BREATHE(ブリーズ)が活動を終了する。29日、公式サイトで発表されたもの。多田は、サイトを通じて「今まで通り歌えない自分に、心の中で葛藤が生まれました」と不安を抱えていたことを綴った。
スタッフは「この度、皆様に大切なお知らせがあります。急なお知らせで皆様を大変驚かせてしまいますが、本日をもちましてデュオBREATHEの活動は終了いたします」と活動休止を伝えたうえで、2人からの長文に渡るメッセージを紹介した。
最初に掲載されたメッセージは多田。歌が大好きだったこと、そして、デビューできたことへの想いを綴るなかで、「大好きだった歌が、仕事として歌う中で、歌とうまく向き合えない自分に気づくとともに、今まで通り歌えない自分に、心の中で葛藤が生まれました」と吐露。
続けて「慧くんともたくさん話し、たくさん相談してきましたが、この不安は拭うことはできませんでした。いろいろなことに向き合うたびに、慧くんとの広がる温度差に限界を感じるとともに、今の状態でBREATHEにいることは、慧くんにも、今までBREATHEを応援してくれた皆さまにも申し訳ない気持ちしかありません。そのため、自分勝手ではありますが、これ以上BREATHEを続けて行くことができないという結論に至りました」と経緯を説明した。
一方の宮田も「もともと大好きだった歌が、表現者として歌うことだけではなく、いろいろな事と向き合っていかなくてはいけないこの世界の中で、和也自身気持ちがついていけなくなってしまったという事が、BREATHEの活動終了を決めた一番の理由です」と苦渋の決断だったというメッセージを添えて説明した。
その宮田の今後については「僕がBREATHEを愛する気持ちはこの先も変わることはありません。そして、音楽への愛と情熱も、もちろん冷めることはありません。つまり、歌える場所がある限り、これからもボーカリストとして歌い続けていきたいと心から思います」と綴っている。
BREATHEは、2010年におこなわれた『VOCAL BATTLE AUDITION 2』のファイナリストだった宮田慧と多田和也から結成された。2011年12月21日にシングル「合鍵/White Lies」でデビュー。結成から5年、デビューから約5年で幕を閉じることとなった。



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