プリンスさん逝去、Yoshikiや久保田利伸ら日本の音楽界も悲嘆

　米国の伝説的ミュージシャン、プリンスさんが米現地時間21日に57歳で逝去した。世界中に悲しみの輪が広がる中、日本の音楽界にも衝撃が走り、X JapanのYoshikiや歌手の久保田利伸、T.M.Revolution西川貴教、Charaなどのミュージシャンは悲嘆に暮れる様子をコメントしている。

　久保田利伸はツイッターで、「天才、現代音楽史上でこの言葉が最も相応しい人間は誰か？僕の答えは常に変わらなかった。Prince! Rest your soul in peace.」と綴り、プリンスさんを“天才”と称して冥福を祈った。

　X JapanのYoshikiは英文で綴った。「So sad..I'm in shock..Your music influenced people around the world, including me.. RIP #Prince」とし、プリンスさんの音楽に多大な影響を受けとことを伝え、その死を惜しんだ。

　T.M.Revolution西川貴教は「David BowieのThe Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Marsの独創性と、Prince and The Revolutionの自由な音楽性に憧れて、T.M.Revolutionは生まれました」と綴った。1月10日逝去したアメリカの歌手、デビッド・ボウイさんとともにT.M.Revolution誕生に影響を与えたプリンスさんに追悼の声を寄せた。

　シンガーソングライターのCharaは「プリンスに1番影響受けました ショックですが 57歳 以外と人生短いとはきくけど 嫌だ」と率直にコメントを寄せた。「この3日間位 いつもより、色々とみえるものが多く何かが起こりそうって感じになってましたが磁気のせいかなって思ってた 具合悪くなりそうです 嘘だと言って欲しい 今日は受け止められない」と衝撃に打ちひしがれている様子だ。

　また、LUNA SEAの河村隆一はブログを更新。「プリンスの存在は・・音楽の世界にとって大切な存在でした あまりにも若すぎるし・・突然の訃報にまだ信じられないです」と綴り、「今頃、ボウイと会って話しているのかな？」と追悼。シンガーソングライターの福原美穂はインスタグラムで、「あーー、涙が止まらないです。悲しすぎる」とし、「彼は、デビュー当時から魂を売らず、アーティストとして地に足の着いた活動をしてきた数少ないアーティストだとおもいます」などとプリンスさんのミュージシャンとしての姿勢に最大級のリスペクトを送る。

　歌手でタレントの篠原ともえもまた、「バットマンをはじめて聞いたのは小学生の頃。かっこよくて、テープにダビングして何度も何度も聴きました。。。メンズのファッションアイコンとして素敵すぎたプリンスさん」と綴り、ニュースに驚いた様子をコメント。

　また、シンガーソングライターのスガシカオは「そんな…」と絶句するなど、多くのミュージシャンたちがプリンスさんの死の報に触れて、悲しみの輪を広げている。